こんにちは、livedoorの中村と申します。

今回はスケジュール管理について、稚拙ながら私のやり方を書かせていただきます。

ディレクターの仕事とひとくちに言っても、広告案件・社内コンテンツの運用・新機能の開発など様々な仕事があります。特にWebサービスにおいては飛び込みの依頼や障害対応など、通常業務とは異なる急な仕事に頭を悩ませることも多々あると思います。

さて、「急な仕事」と先でも述べたように、突然発生する仕事に対してあらかじめ時間を空けておくのは、全く無理であるとは言えませんが(日頃から通常業務以外の仕事も想定しておくべき必要があるからです)、とても難しいと言えるでしょう。

急な仕事に慌てない。または、やり忘れを防ぐ為には「通常の仕事を管理しておくこと」が大切になってくると思います。
個々の案件の管理は、社内のタスク管理ツール(BTS)を使用してスタッフ同士情報共有をします。
BTSでは、作業の進行状況のステータス、「未着手」「進行中」「確認」「完了」を把握することができ、担当者や作業納期など必要な情報を投稿できるようになっていて、弊社ではこのシステムを重用しています。

このBTSをベースにディレクター独自の方法でスケジュール管理をしていきます。


さて、ここからはWebディレクター1年目の私が、実践している簡単スケジュール管理法をご紹介いたします!

スケジュール管理と言っても、Googleカレンダーを使うも良し、デスクのカレンダーに書き込んだり、ホワイトボードを使用したり、色々と人に合った方法があると思います。
(ここでちょっと宣伝です。Gmailのシステムを利用した、新livedoor メールに登録するとlivedoor カレンダーがもれなく利用できます。会議や商談の日程から毎晩の合コンの予定管理まで、幅広くお試しください!)

私が、1週間のスケジュールを作成する時は、Excelを使用し、ガントチャートを作成します。

ガントチャートとは…
ガントチャート(Gantt chart)とは、プロジェクト管理や生産管理などで用いられる表の事である。
縦軸に人員や作業内容を置き、横軸に日時(時間)をとって、横棒で行う時期や時間を視覚的に示した図である。各作業の開始時期・終了時期が把握しやすく、作業管理者にとって非常に有効な進捗管理方法として知られている。
(Wikipediaより)


ガントチャート

ある週の私のスケジュールを参考にご覧ください。
縦軸に現在私が抱えているタスク。横軸に日付と2時間ごとの時間が刻んであります。
このように簡単ですが表を作成すると、

「あれ、この原稿って今私で止まってる…?」
「この新バナー今誰の確認待ち!?」

などと混乱することなく、“今どこに、作業のバトンがあるのか”すぐ確認することができます。

また、飛び込みの仕事が生じた場合も、
(今この時間に余裕があるのでここを調整しよう。)
などと、慌てず取り組むことができます。

もちろん、先輩ディレクター勢は、自分の頭の中でタスクが整理整頓されている為、私のようにスケジュール表を一から作成しなくても仕事を失念したりはしません。そしてそれが本当は理想であると思います。

ただ、私の場合は自分のタスクが整理できずに慌てたり、他のスタッフに迷惑がかかることを無くす為このスケジュール表を作成しています。

「自分が一つ仕事を忘れたら、誰かに迷惑がかかる。」
この事を忘れずに日々精進していきたいです!