こんにちは。モバイルディレクターの小野です。
最近のモバイルのトレンドのひとつに『デコメ』があります。livedoor では、DoCoMo と au で展開する公式サイト『デコ王』のほか、『ケータイ livedoor』の「グリーティング」コンテンツで無料のデコメ素材を提供するなど、デコメのサービスを展開しています。最近はユーザー同士でデコメを送り合うケースにくわえ、メルマガでもデコメに対応したものが増えてきました。
そこで今回は、デコメ対応のメルマガを配信するために把握しておきたいキャリアの仕様や、実際にデコメ対応を行ったメルマガの効果についてお話したいと思います。
■デコメとは?
一般的によく耳にする『デコメ(デコメール)』は、HTMLメールの DoCoMo のサービス名です。現在は主要キャリアで HTMLメール対応の端末が登場しており、au では「デコレーションメール」、SoftBank では「アレンジメール」というサービス名で呼ばれています。
HTMLメールでは、テキストや背景に色がつけられたり、文字を動かせたり、インラインで画像を再生したりできるので、テキストメールよりもぐっと華やかな印象になります。以前この『livedoor デイレクター Blog』でも紹介したメルマガの『ドアマガ』も、今月中旬から HTMLメールに対応しました。テキストメールと HTMLメールでは、以下のように印象が変わってきます。
テキストメール
HTMLメール
■キャリアによって異なる仕様に注意
HTMLメールではキャリアによる違いはもちろんのこと、端末によっても容量や、添付できるファイルの種類、数が異なるなど、注意が必要になります。インターネットからメールを配信する場合のキャリア別の仕様を、下記に簡単にまとめてみました。
このほか、使用できる HTMLタグに制限があることにも注意が必要です。各キャリアのサイトで詳しい情報が公開されています。
DoCoMo
http://www.nttdocomo.co.jp/service/imode/make/content/deco_mail/index.html
KDDI
http://www.au.kddi.com/ezfactory/tec/spec/decorations/index.html
SoftBank
http://mb.softbank.jp/mb/service/3G/mail/arrange/
■HTMLメールによる効果
『ドアマガ』で HTMLメールに対応してから半月が経ちましたが、その効果はどうかというと、現状では CTR に大きな変化はないようです。しかし表現方法が多彩になるため、レイアウトやデザインの工夫しだいで、今以上の効果は見込めるのではないかと思います。
一般的には HTMLメールにすることで、
・メルマガの開封率がアップ
・テキストリンクからスムーズにサイトへ誘導できる
といったことが期待できるのではないでしょうか。
また ECサイトのメルマガ広告では商品画像が送れるため、HTMLメールに対応するメリットは大きいと思います。
今後、モバイルの HTMLメール対応のサービスは、ますます増えてくることが推測できます。しかし、メルマガで導入する場合は、パケット代への考慮や多彩な表現が可能になることでメルマガがユーザーの目にとまりやすくなる反面、ユーザーからうとまれる可能性も考えられます。サービスのターゲットユーザーにあわせて、HTMLメールのテイストやデザインを検討したり、ユーザーの反応を常に観察することが重要になってくるのではないかと思います。
現在 livedoor のモバイルグループでは、デコメ好きなモバイルディレクターを募集しています。
最近のモバイルのトレンドのひとつに『デコメ』があります。livedoor では、DoCoMo と au で展開する公式サイト『デコ王』のほか、『ケータイ livedoor』の「グリーティング」コンテンツで無料のデコメ素材を提供するなど、デコメのサービスを展開しています。最近はユーザー同士でデコメを送り合うケースにくわえ、メルマガでもデコメに対応したものが増えてきました。
そこで今回は、デコメ対応のメルマガを配信するために把握しておきたいキャリアの仕様や、実際にデコメ対応を行ったメルマガの効果についてお話したいと思います。
■デコメとは?
一般的によく耳にする『デコメ(デコメール)』は、HTMLメールの DoCoMo のサービス名です。現在は主要キャリアで HTMLメール対応の端末が登場しており、au では「デコレーションメール」、SoftBank では「アレンジメール」というサービス名で呼ばれています。
HTMLメールでは、テキストや背景に色がつけられたり、文字を動かせたり、インラインで画像を再生したりできるので、テキストメールよりもぐっと華やかな印象になります。以前この『livedoor デイレクター Blog』でも紹介したメルマガの『ドアマガ』も、今月中旬から HTMLメールに対応しました。テキストメールと HTMLメールでは、以下のように印象が変わってきます。
テキストメール
HTMLメール
■キャリアによって異なる仕様に注意
HTMLメールではキャリアによる違いはもちろんのこと、端末によっても容量や、添付できるファイルの種類、数が異なるなど、注意が必要になります。インターネットからメールを配信する場合のキャリア別の仕様を、下記に簡単にまとめてみました。
このほか、使用できる HTMLタグに制限があることにも注意が必要です。各キャリアのサイトで詳しい情報が公開されています。
DoCoMo
http://www.nttdocomo.co.jp/service/imode/make/content/deco_mail/index.html
KDDI
http://www.au.kddi.com/ezfactory/tec/spec/decorations/index.html
SoftBank
http://mb.softbank.jp/mb/service/3G/mail/arrange/
■HTMLメールによる効果
『ドアマガ』で HTMLメールに対応してから半月が経ちましたが、その効果はどうかというと、現状では CTR に大きな変化はないようです。しかし表現方法が多彩になるため、レイアウトやデザインの工夫しだいで、今以上の効果は見込めるのではないかと思います。
一般的には HTMLメールにすることで、
・メルマガの開封率がアップ
・テキストリンクからスムーズにサイトへ誘導できる
といったことが期待できるのではないでしょうか。
また ECサイトのメルマガ広告では商品画像が送れるため、HTMLメールに対応するメリットは大きいと思います。
今後、モバイルの HTMLメール対応のサービスは、ますます増えてくることが推測できます。しかし、メルマガで導入する場合は、パケット代への考慮や多彩な表現が可能になることでメルマガがユーザーの目にとまりやすくなる反面、ユーザーからうとまれる可能性も考えられます。サービスのターゲットユーザーにあわせて、HTMLメールのテイストやデザインを検討したり、ユーザーの反応を常に観察することが重要になってくるのではないかと思います。
現在 livedoor のモバイルグループでは、デコメ好きなモバイルディレクターを募集しています。
コメント