こんにちは、豪です。
過去、livedoor PICS 担当としてご挨拶しましたが、実は「nowa」も担当しております。
今回は、知られざるノワエンの役割について、お話させていただきます。

それを語るには、ノワエンの出自からお話しなければなりません。
ノワエンというのは、nowa において発生するポイントですが、この導入には次のような経緯がありました。

SNS において横行するスパム行為、ナンパ行為、勧誘などは常にユーザーの頭を悩ませ、時に退会を余儀なくさせるほどの大きな問題です。
nowa が開始されるにあたって、これまで多くの SNS が悩まされてきたこれらの行為をいかに抑えれば良いかと思案していた際、社内から出されたアイデアがノワエンだったのです。

nowa のブログにはそもそもトラックバックを設けていないので、トラックバックを介したスパムの心配はありません。
そこで、特にナンパ行為の温床となりやすいメッセージ機能にノワエンによる制限を設けることにしました。
フレンドではない、つまりあちらから「お気に入り登録」をされていないユーザーにメッセージを送信する際に、一定のノワエンを消費する仕組みにしたのです。

ノワエンは、ブログを書いたりナニシテルを更新することで溜まっていきますから、単純にナンパ行為だけが目的のユーザーにとっては大きな手間となります。

また、不特定多数のユーザーにスパムメッセージを送りたい業者にとっても、大きな障害となります。
それではブログやナニシテルを機械的に大量に更新し、ノワエンを貯められるとどうなるのか、と思われるかもしれませんが、これは一日の更新に制限をかけているために現実的ではありません。

実際に、現在 nowa ではほとんどスパム行為やナンパ行為が報告されていません。

現在、ノワエンは nowa におけるユーザー活動の活発さを示す指標という面が大きくありますが、一方でノワエンの存在理由である「迷惑行為への抑止力」としても依然として高い効果を誇っています。

ライブドアでは、ユーザーに不快感を与えないためのアイデアを持ったディレクターを募集しています。