こんにちは、モバイル企画グループの津元です。
前回の続きとして、その後のモバイルサイトのフィルタリングに関する動きについて書かせて頂きます。

「モバイルコンテンツ審査・運用監視機構(EMA)」が設立されたことは前回書きましたが、EMA の正会員は本日(2008年9月2日)時点で71社となっており、モバイルコンテンツフォーラム(MCF)会員数は294社なので、1/4は会員という状況です。

また、先日、「「モバゲー」「ミクシィ」「グリー」に続く成長株はどこか・携帯サイト勢力図」という「IT PLUS」の記事がありましたが、そこに出ていた媒体運営会社のうち、EMAの正会員となっている会社はと言うと、50サイト中18サイトとなっており、フィルタリングの影響が大きいと思われる会社の中でも2/3が非会員という状況です。

※フィルタリングの影響がないサイトも含まれていますが、今回は単純に計算しています。
※EMA の正会員にならなくても審査は受けられます。

内訳は以下の通りです。
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■EMA正会員
・ディー・エヌ・エー(モバゲータウン)
・エーウォーカー(MobileSpace)
・グリー(グリー)
・ピーネスト(@peps)
・魔法のiらんど(魔法のiらんど)
・サイバーエージェント(アメーバ)
・ビジュアルワークス(フォレストページ)
・メディアインクルーズ(blogri)
・エーウォーカー(DBLOG)
・エムティーアイ(デコとも)
・ディー・エヌ・エー(モバオク)
・シーエーモバイル(イクセン)
・エムティーアイ(ログとも)
・any(Any)
・NHN Japan(ハンゲ.jp)
・オープンドア(大集合NEO)
・愛知情報システム(ワンタッチBBS)

■EMA非会員
・ミクシィ(ミクシィ)
・ヤフー(ヤフー!モバイル)
・サイバープラス(ポケットスペース)
・スター・ビーチ(スター・ビーチ)
・ニュース・サービス・センター(The News)
・ツタヤオンライン(TSUTAYA online)
・リビット(BitPets)
・ユニティ(くちこみネット)
・リクルート(R25式モバイル)
・ニフティ(Sports@niftyモバイル)
・FC2,inc(FC2ブログ)
・ディーツー コミュニケーションズ(Gガイドモバイル)
・ゼイヴェル(girlswalker)
・ライブドア(ケータイlivedoor)
・ニワンゴ(ニコニコ動画)
・ニフティ(ニフティ)
・グーグル(グーグル)
・オールアバウト(オールアバウト)
・NTTレゾナント(モバイルgoo)
・NECビッグローブ(ケータイBIGLOBE)
・ジェイマジック(顔ちぇき)
・ジェイマジック(アイノワ)
・ネットプライス(ネットプライス)
・モバイルファクトリー(wassr)
・楽天(前略プロフィール)
・スタイルウォーカー(StyleWalker)  等々
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次に、EMA の審査・認定はどのような状況かと言うと、この度、第一回目の認定サイトが発表されました。

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・魔法のi らんど(http://ip.tosp.co.jp/)
 株式会社魔法のi らんど

・GREE(http://gree.jp/)
 グリー株式会社

・大集合NEO(http://dsneo.jp/)
 株式会社オープンドア

・MySpaceモバイル(http://m.myspace.co.jp/)
 マイスペース株式会社

・gumi(http://gu3.jp/)
 株式会社gumi
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正直、認定数の少なさに驚きましたが(初回ということもあるのでしょうが)、認定サイトについては大よそ想像通りでした。
ただ、認定されたとは言え、まだフィルタリングかかっているようです(既存契約者へのフィルタリング開始日から外れるのでしょうか...)

この認定サイトにはどのようにすればなれるのかと言うと、こちらを見て頂ければ分かると思いますが、EMA の予備審査、本審査を経て認定され、その後は運用を監視されることになります。
気になる点はやはり費用でして、弊社の場合だとブログだけで審査料、運用監視料がそれぞれ100万を越えてしまいます...

また、弊社のようなポータルサイトの場合、各サービス毎に審査が必要になるようなので、すべてのサービスを申請するとなると膨大な費用がかかることになります。

上記理由もあり、弊社はまだどのサイト、サービスも申請を行っておりませんが、それは現在のところ、ユーザからの問い合わせなども含め、フィルタリングの影響が余り感じられない為でもあり、以前は入会を検討しておりましたが、当面はこのままでいく予定です。
先日、某ポータルサイトを運営されている会社と話しましたが、弊社と同じような認識と対策のようでした。

既存契約書へのフィルタリング開始とその影響が次の関心事ですが、いずれは PC サイトのように、ユーザが自ら見れるサイト、見れないサイトをカスタマイズできるようになると思うので、今後はキャリアの動向を見ながら対応を決めていこうと思っています。

フィルタリングとあわせ、年末から「改正迷惑メール規制法」や「改正出会い系規制法」が施行されることになり、なかなか先行きが読みづらいケータイ業界ですが、余り流されることなく冷静な判断とユーザ視点でやっていきたいと思います。

今後とも弊社のモバイル関連事業をよろしくお願いいたします。