こんにちは。薮田(yabucccchi)です。
僭越ながら今年最後のディレクターブログを書かせていただきます。

プロジェクトを進めていく中で何かトラブルがあったときに、原因を調べてみると「コミュニケーション不足(会話不足)だった」ということはないですか?

あると思います。

プロジェクトを進めるにあたって、コミュニケーションが円滑であれば、プロジェクトも円滑に進むといっても過言ではありません。それは「情報共有」や「ホウレンソウ」がプロジェクトにおける最も重要な要素のひとつだからです。
そんなわけで今回はスムーズなコミュニケーションを実現させる方法について書いてみたいと思います。

■プロジェクトメンバーの人数をなるべく少なくしよう
人数が増えると業務効率が上がると思われがちですが、必ずしもそうではありません。人数が増えることで情報共有は難しくなるからです。メンバーの人数が増えると、コミュニケーションのチャネル数が増えてしまいます。チャネル数とはメンバー間の情報を結ぶラインの数のことです。

情報を結ぶライン数は以下の公式から計算することができます。
コミュニケーションチャネル数=人数×(人数−1)÷2

例えば5人でプロジェクトを進行させる場合、5×4÷2=10、と10本のラインが発生します。仮にこのプロジェクトに2名メンバーを追加するとなると、7×6÷2=21、とさらに11本のラインが発生します。人が2名増えるだけで情報共有の数が11本も増えるのです。

プロジェクトメンバーが多いばかりにミーティングが増えすぎたという経験はありませんか?ミーティングの日程調整が難しくて明日やりたいミーティングが1週間後になってしまうということはありませんか?

プロジェクトメンバーの人数を追加しなければならないときには、情報の共有量が増えてしまうことを忘れないでください。

■コミュニケーションしやすい環境をつくろう
コミュニケーションをしやすい環境を作るのもWebディレクターの役割のひとつです。いくつか例に挙げてみましょう。

・席を近づける(フリーアドレス)
軽く相談したいけど部屋を取ってMTGするまでの話しでもないし、メールを書くほどのものでもない。そんな経験はよくあると思います。
ライブドアでは通常の席を離れて、ディレクターとデザイナーがペアになって仕事をすることもあります。

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お互いの席が隣同士になることでちょっとしたデザインの相談でもわざわざキャプチャせずに見せることができます。口頭での会話なので意思疎通もしやすくなります。最近ライブドアではこのようなスタイルが流行っています。

・朝飯、昼飯、飲み会をメンバーと共にしよう
業務中とは違い、食事をしているときは頭がオフになります。同じプロジェクトをしている人間と食事をしていると、オフとはいえ仕事の話にはなりますが、頭がオフの状態でする会話の中ではオンのときには出てこないようなアイデアがでてくることもしばしば。いわゆる雑談の中でのアイデアですね。

通常の業務時と環境を変えることで、隠れていた問題が解決することがあるかもしれません。みなさんも簡単なことから実践してみてはいかがでしょうか。

■コミュニケーションをオープン化しよう
1対1で話し合って導き出された答えが間違った方向に向かっていた、という経験はありませんか?

私は、課題、悩み事は隠さずオープンにするべきだと考えています。困ったことがあったときは1対1で会話をして解決するよりも、N対Nで会話をする方が正しい答えが導き出されます。

情報をオープンにすることで、課題を解決してくれる人が自分の意図しないところから現われるかもしれません。逆に隠れた課題が見つかることもあります。

オープンにできないクローズなプロジェクトだったとしても、ステークホルダーには常に情報をオープンにすることを心がけましょう。


さて、今回の本編はこの辺で終わりです。

先ほど紹介したフリーアドレスでの開発を紹介しましたが、実はこの手法を使ってlivedoor Blogの管理画面(投稿画面)のリニューアルを行っています。リリースの時期は来年1月か2月になる予定です。
詳しくはlivedoor Blog開発日誌をご覧ください。

来年ライブドアではlivedoor Blog管理画面のリニューアルをはじめ、新たな取り組みをどんどん行っていく予定です。
みなさまの期待に超えられるようなサービスをどんどん生み出し、既存のサービスのクオリティを向上させ、みなさまの満足度を高めて参ります。

来年もライブドアにご期待ください!

インターネットの未来は明るい!

それではみなさま良いお年を!