こんにちは。ポータルビジネス部の川頭と申します。

私事ですが、この10月でライブドア (LDH) の前身=オン・ザ・エッヂに入社してから丸7年になりました。入社当時は、営業本部の配属で、主にネットワーク系商材の営業に従事していたことから、その後の事業部編成でネットワーク事業部の所属となり、データホテルの営業を担当しておりました。

さて、このブログでは、あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、「データホテル」とは、ライブドアが持つ自社データセンターのサービス名称になります。

そう、ライブドアは自社でデータセンターを持っている数少ないポータルサイトなのです。世のWEBサービスにとって、コンテンツとサーバは表裏一体といいますか、ストレスなくサービスを展開するには、そのスキームやプログラムはもちろんですが、裏側にあるインフラ環境であっても、決して手を抜くことはできないポイントですよね。

例えば、最近ではブログ開設数が300万件を突破したライブドアブログですが、これほどまで拡大を続けたサービスであっても、ユーザの方々にはなんら変わらずに快適な環境でブログライフを楽しんで頂けている……ものと信じておりますが、その裏側でブログを支えているデータホテルの技術力って並大抵のものではありませんよね。

自社コンテンツ以外にも、様々なお客様の大事なサイトをホスティングしているデータホテルは、いわばコンテンツを高い技術力で支える縁の下の力持ちといったところ。本日のディレクターブログでは、元データホテルスタッフの一人であった私が、その役割や魅力を簡単ながらもご紹介できればと思います。

といいつつ、知識の浅い自分が背伸びをしてご説明するよりも、その道のスペシャリストにご登場頂くのが最も適切ではないかと、弊社執行役員でデータホテルの全てを先頭で支えている、嶋田健作ネットワーク事業部長に突撃インタビューを敢行してきました。

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――データホテルというのは、他のデータセンターと何が違うのでしょうか?

9年前の立ち上げ時からサーバ・ネットワークの運用保守作業込みのデータセンターとしてやっていますので、長い間のノウハウが蓄積されてます。

最近だと、運用付きのデータセンターって、結構あると思います。我々は“ライブドアという大きなポータルサイトの運用をしています”という経験面もありますが、お客様がどういうサービスを展開していきたいかという目的に合わせて、サーバやネットワークを提案したり、導入するネットワーク機器の選定を行なったりと、こちらから積極的に入ってあげてノウハウや経験を提供しているということです。

――まさに、お客様のデータをホテルでおもてなしをするとでもいいますか、至れり尽くせりのフルマネージド・ホスティングというわけですね。

そうですね。ホテルみたいな心のこもったサービスを目指してますね。

――自社でデータセンターを持っている強みとしては、どんなところがありますか? 例えば、急なコンテンツ立ち上げ時など、すぐサーバ環境を用意できるとか……。

はい、サーバエンジニアが24時間データセンターに常駐しているのと、豊富なサーバ機器の在庫がありますので、緊急事態とかトラブル時に迅速な対応ができるというところは強みだと思います。

――緊急事態というのは、急激なアクセス過多なんかも、その一つですよね。

そうですね。でも、どちらかといえば、そういった事態に陥らないために我々が提案を行なうという部分もあります (笑)

――うちのディレクターが新規でコンテンツを立ち上げる時、構築するプログラムや想定されるアクセスなどから、どのようなサーバ構成を組めばよいかといった相談をすることもありますよね。


そうですね。相談される場合は、イメージが重要ですよね。例えば、ポチっとワンクリックをするとサーバが増えるみたいなサービスも世の中にはありますが、コストはかかります。インフラが増えるとコストも増えますから、ビジネス自体、何を重視してどう作っていきたいか、相談をしてもらえれば、適切な提案ができると思います。

――インフラ面では、どのような点を想定した作りをすべきと考えますか?

“絶対落ちないようにしたい”といわれて、“じゃあ、高い機器を100台くらい並べたら”みたいな話ではないので、その時の状況に合わせた適切なサイズとコストで構成し、未来において拡張もできれば、縮退も意識できるというのがベストですね。

――弊社でいえば、ブログのような巨大なサービスは、ノウハウを活かすというよりは、試行錯誤を繰り返したところなんかもあるのではないでしょうか?

そうですね。高いサーバを使うとか、いい機器を入れるというのも、それなりにスケール(アウト)するんですけど、サービスによっては限界っていうのがありますよね。よくあるのは、サービスサイトとして大きくなったある時期、どんなにサーバを増やしても、スケールしない、回転機動が上がらないっていうポイントがあります。ライブドアブログは、それを乗り越えて今の形態になっているんですね。そのポイントを見極めるっていうのも、我々が持っている経験の一つになりました。

――マシンスペックだけでは解決できない、蓄積した技術と経験の賜物ですね。

すごいですよね。昔はすごく大きな機器を入れたりもしたのですが、逆にあの辺がお金をかけてどうにかできる限界だったような気がしますね (笑)。そこが、お金ではなく、技術でカバーできる、いわば技術で次のステージにいけるサービスなのか、いけないサービスなのか、分岐点だったと思います。

――そんなデータホテルも10周年を迎えました。今後はどのような方向へと舵取りをされますか?

まず、我々データホテルは、お客様のサービスだったり、システムだったりを運用の中でブラッシュアップしていくものなので、お客様のビジネスを支えるという根幹は更に強くしていきたいですね。お客様の期待に応えられる技術やノウハウを集めて、インフラの技術であればライブドアって日本一だよねっていわれるようになりたいです。その中でお客様のニーズにあったものをさらに肉付けしていって、ビジネスを拡大していきたいと思います。

――お忙しい中、ありがとうございました!

ライブドアではディレクターも募集していますが、データホテルでも、優秀な営業、そして、ネットワークエンジニアを募集しております。