こんにちは、livedoor Blog を担当している飯田瞬です。

今回は「Vimperator」というアドオンを紹介したいと思います。最近 Vim 使い初めて Vim ちょっと面白いなーと思ってきたディレクターを対象にしてますので、初歩的な紹介とさせていただきたいと思います (あと、この記事みて少しでも「入れてみようかな」と思っていただければなと)。

Vimperator って?


一言で表すと Firefox を Vim と同じキーバインドで操作できるアドオンです。たとえば Vim でキーボードの「J」を押すとカーソルが下に動きますよね。それと同じで「J」を押すと下にスクロールしてくれます。

メリットは?


ディレクターもメールを書いたり提案書を書いたりとキーボード入力中心の作業が多いと思います。

また、ウェブで何かを調べ物しながらテキストを起こすというシーンも少なくないと思います。そんなとき、キーボード操作してマウス操作に切り替えて、またキーボード操作に戻るという操作も煩わしく感じませんか? (キーボード操作が中心な人は特に) Vimperator はそんな煩雑さから開放してくれます。

Vim って聞くとエンジニアとかバリバリコードを書いている人を連想してしまいそうですが、ディレクターも知っておいて損は無いものです。気づいたら Vim が使えるようになってるかも (?) しれません :D

導入方法


Firefox のアドオンを入れる方法と同じで、下記の URL からアドオンをダウンロードして Firefox にインストールしてください。
Vimperator 2.2
https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/4891

最初にやっておきたい設定


インストールして再起動するとアドレスバーはおろか、各種 GUI が非表示になるため Vim に慣れてない人は戸惑ってしまうかもしれません。例にもれず私がそうでした (Vimperator を入れてまずググったのが「Vimperator 解除」)。

まず「:set guioptions=mTBbrb」と入力して Enter すると、ある程度見た目が戻るはずです。しかし、Firefox を終了してまた起動するとまた見た目が悲しいことになるので、起動時に上記の設定をロードしてもらうようにしましょう。

Mac の場合、/Users/username/ の下に .Vimperatorrc というファイルを作って下記の記述を追加してみてください (Windows の場合は各人で設定した環境変数「HOME」直下)。
"メニュー/ツール/ブックマーク/リンクを表示
set guioptions=mTBbrb
※「"」を行頭に入れるとコメント扱いになります。

Vimperator のここが素敵


適当にウェブページを開いたあと、キーボードの「F」キーを押してみるとこんな感じになると思います。

director

これは「ヒント」といって、表示領域内にあるハイパーリンクに対して自動で番号が割り振られます。そして目的のハイパーリンクの番号をキーボードから入力するとそのリンク先に行くことができます。入力フォームに対しても番号が割り振られるので、その番号を入力するとフォームにフォーカス (INSERT) してくれます。

新規ページを開く場合は、
:t http://www.livedoor.com/
と入力すれば新規 Tab でページを開いてくれます。

なので、「J」or「K」キーで上下スクロースしつつ「F」キーを押してリンクを踏んでいき、「:t」(or 「:o」) コマンドで新しいページを開く、という簡単なキーボード操作で大体のブラウジングが可能になります。

ほかオススメ設定


私はこんな記述を .Vimperatorrc に加えています。体感するまで分かりづらいかもしれませんが、これだけで大分利便性が向上すると思います。
"検索語をハイライト
set hlsearch
"補完設定
set wildoptions=auto
set complete=sl

"5行スクロール
map j 5<C-e>
map k 5<C-y>
"H・Iキーでタブ切り替え
map h %lt;C-p>
map l <C-n>
"方向キーでタブ切り替え
map <Left> gT
map <Right> gt
"BSで戻る
map <BS> <A-Left>
少し取っつきにくいアドオンかもしれませんが、今では必ず入れるアドオンの 1 つとして愛用しています。

他にも素敵設定がありますが、検索すれば色々と出てきますので細かいところは慣れてきたら各自で設定していただければと思います。