こんにちは。入社1ヶ月目のP子です。
前職は、女性誌の編集者をしておりました。担当は、主にファッションページ。流行を追いかける、ブランド物大好き、ミーハー女です。

ライブドアでは、結婚を目的としたマッチングサービス『youbride』の編集ディレクターとして働いております。ちょっといつものテイストとは違う内容で戸惑う人もいるかもしれませんが、今回は開発ディレクター目線ではなく、編集ディレクター目線で書かせてもらいます。

「ふざけたタイトル、婚活サイトの企画提案している人に彼氏がいない!? しかも数年も。仕事になるの?」と思った読者の方がいたらゴメンナサイ。何を言われても、私の人生の忘れ物は「恋愛」です。そんな自分が「恋愛」「結婚」を専門テーマとして、これから本格的に企画を考えていかなければなりません。

そこでまずは、今後の仕事、未来のためにも "自分の恋愛事情" を見つめ直すことが必要だと判断し、今回は「彼氏のできない2つの要因」を、私が体験した3つのエピソードを交えて考えていきます。

彼氏ができない要因1: 草食男子の増加


◆エピソード1

いつも終電がなくなると、泊まりに行く女の子の家があるけど、指一本も触れたことないよ。しゃべって寝るだけ。それがすごく楽しい!
by 27歳営業男子の日常
この人、私の家に押しかけてくる男子です。アラフォー女性にこのエピソードを話すと、「嘘つき!」のひと言で会話終了(笑)

でも、嘘ではありません。これ本当です。一体、夜中に何をしているかと言うと、ワインを嗜み、話題の映画やお互いの仕事の話、昔の思い出話をして即寝です。そして「明日の朝食は、リッツに行っちゃう!?」とか言って二人で盛り上がり、まるで女子といるかのような楽しい時間を満喫しています。下手に気を遣う、人種の違う女子といるより断然楽しめます。

<分析>
何故、年頃の男女が夜中に二人っきりなのに何も起きないかというと、草食男子の増加が挙げられます。草食男子とひと口に言っても自分のストライクゾーンの女性しか受け付けない「美食男子」や「偏食男子」。

仕事や趣味ばかりにお金と時間を費やす「自炊男子」などに分かれています。要因1のエピソードは、「美食男子」と「偏食男子」のケースに当てはまり、27歳営業男子は、私に全く性的魅力を感じないため、友人関係が成立しているというわけです。

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※イメージ写真

彼氏ができない要因2: 恋愛にもセックスにも憧れを感じない


◆エピソード2

付き合うと自分の時間が減るし、いろいろ面倒くさそうだし、ストレスが溜まりそうだから友達と遊ぶか、ひとりでネットしたり漫画読んだり……
by 25歳デザイナー男子の考え
休日にカフェでランチを楽しんでいるときに、25歳男子がこんなことをぽつり。私も彼の意見に共感し、同じ思いを抱いている人がいることに安心し、その場は終了。

またこんなケースも。月2で開催される女子会で、書籍編集26歳女子が「彼氏ができたけど、日常に彼氏がいるのが不思議で落ち着かなくてやっぱり無理だと思い、別れた」とのこと。「わかる!わかる!」と女子会にいたみんなは、声を揃えて居酒屋で盛り上がっていました……。

<分析>
電通総研のウェルネス1万人調査で、「恋愛はストレスになると思う」と答えた人の割合は男女ともに20代が一番高かったという結果が出ています。このデータから20代は、恋愛やセックスに対して憧れを持っている人が少ないとも言えます。

たとえば「現実は、そんなものんだよな」とインターネットの情報だけで、わかった気になっている人が非常に多い……。自分で実行せず、ネットの情報だけで恋愛を理解する「知識先行型」や「恋愛無菌状態」が増えているように思えます。

◆エピソード3

初めて女の子の家に泊まったよ
by 25歳商社マン男子の言葉
先日、私の家でホームパーティを開催したときのこと。25歳商社マン男子は、報告があるとみんなの前で初めて女の子の家に泊まったことを告白。彼は、「一度も付き合ったことない」と隠さずはっきりと友達に言います。

「え? 恥ずかしくないの? 童貞って言っているのと一緒じゃん」と、30〜40代の男性は声を揃えて言います。しかし、20代は、自分のペースを大切にし、「人は人、自分は自分」というスタンス。逆に恥ずかしいのは、自分のことを必要以上にかっこよく見せたり、威張ったりすることだと思っています。

<分析>
昔は、縦とのつながりが濃密で、例えば、先輩が童貞の後輩に対して強引に風俗店に連れて行くなど、「性」を卒業するインフラが整っていました。しかし今は、縦とのつながりが薄くなり、「人は人、自分は自分」という考えが定着しました。よって、恋愛無菌状態に陥っている男性が増えています。

たとえば、2011年の新成人調査*で、「交際相手がいる」と回答したのは、全体の23% (男性16%、女性30%) との結果。男性の84%が「彼女なし」というわけです。さらに、「これまでに交際したことがあるか」という回答に対しては、45.3% (男性49%、女性41%) と半数近い結果。

従って、男性は2人に1人が20歳になるまで一度も彼女ができたことがないということになります。このデータから25歳商社マン男子は、特別でもなんでもなく、いわゆる今ドキの男子かもしれません。

まとめ


私は、今後、仕事でこの世代の恋愛観をもっと理解し、どうすれば楽しく恋愛をしてもらえるかを考えていきたいと思っています。というのも、この世代、「結婚したい (早く+いずれは)」という質問に対して、81.1%と高い結果*が出ているのです。
*2011年の新成人調査オーネット、ことぶき科学情報Vol.56新成人調査より。800人対象

興味があるけれど、「どうしていいかわからない」人がたくさんいるというのが事実です。今までは、女性誌の編集者として、街の人のファッションに目を光らせていましたが、今は、カフェで女性同士が話す恋バナ、カップルが話すのろけトーク、または修羅場にも耳を傾けています。そして、ネットメディアにおける「編集」の力で、日本の恋愛事情を変えていきます。

まだ、入社して間もないですが、次のブログでは、目標に向けてこんな仕事にチャレンジしていますと報告できるようにがんばっていきたいと思っています。

ディレクターブログでは私は、休日にデートに付き合ってくれる男子を募集します。

※補足
  • 彼氏がいたことは一応あります (笑) 恋愛経験は乏しいですが、仕事は真剣です。
  • 一部、データを使用していますが、あくまでP子の経験や体験、考えに基づく記事です。ただ、20代すべての人たちがこのケースには当てはまりません。恋愛体質な人ももちろんいます。
※参考文献とデータ出典