こんにちは、新世紀メディアグループでBLOGOSメルマガを担当している中村と申します。突然ですが皆さんは、メールマガジンを何通くらい購読していますか?

「メールマガジン」と聞くと、「今さら?」と感じる人も少なくないかもしれません。実際に、1990年代の終わりから流行したメルマガは商品、サービス宣伝等のメルマガとスパムメールの増大と共に、2000年代後半には下火になったと言われています。

そんな中、近頃では「メルマガ」を再評価する流れが生じており、そのきっかけを与えたのが著名人・オピニオンによる「有料メールマガジン」です。livedoorが提供するBLOGOS メルマガや、他のメルマガサービスを介し配信されるメルマガは料金も形式もそれぞれ。

一言で「良いメルマガ」「悪いメルマガ」と決められる訳ではありませんが、魅力的なメルマガにはいくつかの共通点があります。今回はその中でも、代表的なものを5つご紹介します。

1. 冒頭に目次がある。


もし雑誌に目次が無かったら、見たい記事をすぐに見つけられなくてとても読みづらいですよね。メーラーという限られたスペースで読むメルマガの場合、さらに可読性を高める為に目次は必ずあったほうが良いでしょう。

2. 内容ごとにコーナーを設け、ポイントを絞って書かれている。


長くダラダラと続けた文章は読みづらく、内容が頭に入ってきません。視覚的に見て、4〜5行で改行されている文章は、ストレスなく読むことができます。

3. 読みやすさの為に、適度な装飾を施している。


基本的な事ではありますが、きちんとラインで区切られ、目次が設けられているメルマガは読みやすいです。過剰な装飾は逆にNG。

4. ある程度のボリュームが用意されている。


必ずしも「読者の満足度=文字数の多さ」ではありませんが、有料コンテンツであるからには、相当の読み応えは必要。最低1万5千字以上の文章量を確保出来る様にしましょう。

例:BLOGOS メルマガの人気メールマガジン「堀江貴文のブログでは言えない話」では、毎号約2万〜2万5千文字のボリュームをキープしています。

5. メルマガ読者に対する“サービス”がある。


課金して購読しているユーザーに対して、何らかの特別なコンテンツが設けられている。これが、有料メールマガジンにおける一番大切なポイントだと考えています。

例えばQ&Aコーナーなど、直接読者と触れ合うコーナーや、感想や意見を送れるメールアドレスを用意し、それがきちんとメルマガに反映されるといったことが行われています。

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例:俳優・山崎樹範さんのメルマガ「やましげはキミ次第」は、読者にお題やコーナーアイデアを呼びかける、まるごと読者参加型。月額735 円(月4回発行)は、メルマガに対する課金と同時に、彼自身との触れ合いにお金を払っていると考える事も出来ます。

どれも基本的なことですが、人気のメルマガ作家の方はこのような書き方を取りいれています。ユーザーに購読してもらうためのノウハウの一つなので、メルマガを購読する際や、メルマガを書かれる方は参考にしてみてください。

メルマガというクラシックな手段だからこそ出来る情報発信。誰もが自由に閲覧出来るプラットフォームでの発言よりも、自分の意志に賛同・共感し、課金してくれたユーザーに向けて、より本音や思考を発信していこうという人が増えているのも事実です。

有益な情報を有料で、選択した人にだけ送信されるので、“濃い情報”を得る事が出来る有料メールマガジン。この機会にあなたも有料メルマガを購読してみてはいかがでしょうか。