アンニョハセヨ!Kstyle編集部です。

「Kstyle」とは……?今回、このディレクターブログには初めて出てきた単語かと思いますが、昨年末に新しく立ち上げたサイトです。

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2011年12月26日にオープンし、韓国エンタメ情報をK-POP・ドラマ・映画などのカテゴリごとに、最新ニュースから韓流スターのインタビュー、フォトレポートまで、あらゆる韓流・韓国芸能情報をいち早くお届けしているニュースサイトです。

今回は、初回ということもありますので、「Kstyle」の特徴と運営のポイントをお伝えしたいと思います。

ニュース配信時の3つの注意点

Kstyleは、韓国のメディア6社と提携し、 1日に約60〜80件の最新記事を配信しています。ニュースを配信していく点で、気をつけている点は3点。

1. 情報の鮮度

まず1点目は、情報の鮮度です。

地理的に日本と近い韓国のニュースとはいえ、インターネット社会では、情報の劣化が早く、半日も経過すれば、情報が古く使えないものとなっていることもあります。その為、Kstyleでは韓国にも専任のスタッフを配置しています。そのスタッフと常に最新の情報や話題のニュースについてやり取りを行うことで、いち早い対応を実現しています。

2. 記事内容のバラエティー


2点目は、記事内容のバラエティーです。

ところで、Kstyleが配信する記事は1日あたり最大80件…1つのニュースサイトとして、同じ内容の記事が複数あるのは基本的にNGなのですが、これだけの量を配信しようとすると、記事内容の重複が発生しがちなのも事実です。

しかし、実は、実際に内容をきちんと読んでいくと、提供元のメディアによって、同じアーティストのことを書いていても記事の視点が異なり、全く違う記事内容ということがあります。例えば、同じコンサートステージのことでも、速報記事や、ステージ裏まで密着した記事、アーティストのコメントまで取材した記事、または実際にコンサートを見てきたファン目線の記事だったり…と様々な形の記事が書かれているのです。

好きなアーティストやアイドルや俳優、映画、ドラマ…と、ファンがいるエンタメ情報だからこそ、様々な角度でできるだけバラエティに富んだ情報をお届けしていくことが大切です。そしてそのバラエティーを実現するために、日々、我々は韓国語の翻訳サイトや辞書を頼りに、記事の内容を詳細までチェックし、判断を行なっています。

3. ニュースの信頼性


また、ニュースの信頼性もとても大事です。

これはニュースサイトであれば、前提とも言える当たり前のことなのですが、Kstyleの場合、元々は海外のニュースということもあり、日本のニュースと表現が異なることや、伝達の過程で情報が変わったりすることが信頼性を揺るがすことに繋がります。

そのため、記事を配信する前にKstyleのスタッフが必ず、記事の情報や翻訳クオリティのチェックを行なっています。それでも、時には情報が異なってしまうことがありますが、その時には、すぐに修正や作業を行えるようできるだけ体制を整えています。

ファンの声を意識したニュースのピックアップをする為に


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Kstyle編集部では、単純に最新ニュースを配信していくだけではなく、ファンが求めているニュース、一番知りたい情報を編集部で常にチェックし、運営を行なっています。

韓国と日本では、アーティストの活動状況、ドラマの放送のタイミングが異なり、日本国内のファンが本当に知りたい情報と実際に日本で得ることができる情報にどうしても差が出てしまいます。

そこで、日本で公開となる映画やドラマに関連したものを中心に、今一番情報が求められている情報とは何かを常にチェックし、幅広いながらも、真にニーズのある情報の収集、そして提供をを心がけています。

Kstyleスタッフも、もちろん韓国ドラマや映画、音楽のファンであり、日本でのCD・DVD発売などの情報はもちろん、日本のテレビ出演情報なども出来る限りチェックをし、ファン目線でメディアに触れています。

海外の情報を扱う上で一番の情報収集・発進のツールとなるのはSNSです。特に、mixiの編集部日記では、Kstyleで取材に行った際の取材レポや運営上の裏話などを編集後記として掲載しています。記事には掲載されない取材中のエピソードや裏話、イベントに行かないと見れなかったシーンなどをお届けし、ファンの皆さんにより韓国エンタメ情報を身近に感じてもらっています。

Kstyleでは、Twitter・Facebook・mixiとそれぞれのSNSの特徴をうまく活用しながら、ファンの皆さんとのコミュニケーションを行い、時には情報を教えてもらいつつ、ファンの皆さんが求める最新情報をお届けしています。

最後に

サイトオープンの1〜2ヶ月前から本格的に「Kstyle」に携わっていますが、「韓国エンタメ」と言っても一言で片付けられず、音楽業界や映画、ドラマ……と、関わっていく対象が日々広がり、とても奥が深い市場と感じています。

今回は、Kstyleの編集、運営についてのポイント紹介といった内容となりましたが、次回機会があれば、取材記事やSNSでの取り組みを具体的に紹介できればと思います。

では、Kstyle編集部でした!

NHN Japanでは、ニッチカテゴリのメディア運営ノウハウに精通したディレクターを募集しています。