こんにちは、櫛井です。

弊社ではスマートフォンやPC向けのゲームやサイトなどを製作した際、想定しているユーザー層に実際に触っていただき、使いやすさ・わかりやすさ・快適さなどの意見を聞いたりすることをUXリサーチと呼んでいます。

UXリサーチでは主に2つの観点から調査を行います。
1つ目は、体験したユーザーから「面白いか?面白くないか?」「楽しいか?楽しくないか?」など直感的な意見を聞き、ユーザーの感情を読み解きます。2つ目は、サイトやアプリの操作や動作に関して、配置や色、言葉など使いやすさやわかりやすさに関する意見を聞き、課題発見につなげるといったものです。

今回はNHN Japanのオフィス内にあるUXリサーチのための専用ルームを紹介したいと思います。
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リサーチルームはこのようにリラックス出来る木目調でまとめたお部屋。
6人くらいでゆったりと話すことが出来ます。
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あまり距離があると面接っぽい雰囲気にもなりがちなので
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よっこらせっと真ん中のパーツをどかして
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こんなかんじで、和気藹々と小じんまりしたセッティングにもなります。
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さて、こちらのお部屋。あまり目立たないですがカメラがいくつかあります。
よーく見るとわかりますが、どこかおわかりになりますか?
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もちろん、UXリサーチ開始前に参加者の方へはカメラ位置などは伝えます。
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UXリサーチは最初にリサーチ内容をざっと説明し、あらかじめ用意したテスト項目に沿ってPCやスマホの操作をしてただくといった流れになっています。卓上に用意したHDMIやVGAのケーブルを参加者の端末にセットして準備完了。中央にはマイクもあります。
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参加者の準備も完了
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ぐるりと廊下をわたり、リサーチルームの反対側にまわるとそこは操作室。広めに作られており、10人ほどが入れます。画面が沢山あってまるでどこかの基地のコントロールルーム。
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リサーチルームに設置されたカメラは高解像度で、参加者の手元をかなりアップで見ることが可能。
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接続しているスマホなどの映像もそのまま出力されています。
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映像は録画可能ですが、基本的にはディレクターやプロデューサーにはリアルタイムでのユーザーのリアクションを観察することを薦めているとのことです。

このようにして、より楽しく、よりわかりやすいコンテンツをNHN Japanでは日夜研究しています。

NHN Japanでは、ユーザーのエクスペリエンスをリアルタイムでキャッチしてサービスにリフレクトできるディレクター(ルー語ではありません)を募集しています。