こんにちは、『T-SELECT』や『livedoor トレビアンニュース』などの担当をしているケイジェイです。いままでこの『livedoor ディレクター Blog』では文字校正について書かせていただきましたが、今回はTシャツ販売サービス『T-SELECT』のなかで、ディレクターとして工夫している点について、お話をさせていただければと思います。
まずは、『T-SELECT』がどんなサービスなのかをご説明させていただきますね。『T-SELECT』は、Tシャツのデザインを一般の皆さんから募集し、事務局の選考を通ったデザインをサイトに掲載して注文を受け付けます。10枚以上の注文があったTシャツのみ生産化される仕組みで、販売枚数に応じてデザイン製作者(いわゆるデザイナー)にロイヤリティ報酬をお支払いいたします。デザインのテーマをお題として出す場合もありますが、常時、自由なデザインで募集をかけています。

『T-SELECT』は、デザインする楽しみと着る楽しみを体験できるTシャツ販売サービスなのですが、具体的にどんな楽しみがあるのかというと……
<デザイナー側 3つの「できる」>
・自分のセンスで世界にひとつだけのデザインを創ることができる
・お客さんが購入すれば世に作品を広めることができる
・ロイヤリティがもらえてオサイフをホクホクにすることができる
<購入者側 3つの「できる」>
・『T-SELECT』限定のレアTシャツで個性を出すことができる
・売れれば売れるほど低価格になって得することができる
・デザイナー登録をすれば自分がデザインすることもできる
……という、デザイナーも購入者も嬉しい楽しみがいっぱいのサービスです。このサービスを担当している私も、毎日「どんなデザインのTシャツが人気あるかな?」と販売枚数をチェックしたり、奇抜なデザインを見つけては楽しい気持ちでいっぱいになります。
この『T-SELECT』は、ライブドアだけで運営しているわけではありません。『T-SELECT』の発祥者ともいうべき“面白法人カヤック”さんと共同運営をしています。ちょっとユニークな社名ですが本当にそういう社名なんですよ。では、どうしてカヤックさんは『T-SELECT』というサービスをはじめようと思ったのでしょうか? カヤック・松浦さんにお話を伺いました。
「友人のイカしたTシャツを借りパク……なんてことは、思春期に誰にでも一度は味わう甘酸っぱい経験だと思う。そう、ホントに欲しいものとの出会いって片手に収まるほど数少ないのです。そんな希少な出会いを待ちわびるなら作った方が早いよね!「たくさん買うからまけてよね」の、オバハンスピリット(コレ重要)も取り入れよう! 妄想はどんどん膨らみ、今の形におさまりました。ケイジェイさん、この妄想をさらに膨らましてゆきましょう!」
なるほど、やはり根本はオバハン……いや、楽しさの追求なんですね。カヤックさんは、いつもおもしろいことを現実のものとしてしまう会社で、『T-SELECT』はそのひとつといえるでしょう。私がよりよいテーマを出せず悩んでいるときは、カヤックさんが先導して素晴らしいテーマを出してくださっています(ここ最近ずっと?)。
そんな『T-SELECT』の担当者として私が心がけていることは、「どんなテーマなら皆さんがデザインをしたくなるかな?」という部分です。いつも「どんなデザインでもOK」という募集をしていますが、イベントとしてテーマに沿ったデザインを募集することもあります。過去に『レトロゲーム風デザイン』『2 ちゃんねる風デザイン』などのイベントも開催してきました。ここはとてもセンスが問われる部分で、あまりセンスがない私(涙)は、いつも四苦八苦しています。デザインする側のセンスはとても重要ですが、テーマを出す側のセンスも問われるというわけですね。たくさんのデザインを応募していただくため、テーマはとても重要なのです。その時代、その季節、そのときにマッチしたテーマを出していくため、世間の動向に敏感でなくてはならないのです。
たとえば、『Wii』が大人気!! ということになったらゲーム関連のデザインを募集したり、『iPod』の新製品が出た!! ということになったら『iPod』ユーザーが喜びそうなデザインを募集したりしています。そのような時事的なブームにあわせてイベントを仕掛ける場合、発案からイベント開始までスピードが重要視されます。ですので、サイトを構築しているカヤックさんと以下のようなやりとりでイベントの展開を進めています。
<イベント開始までの展開>
・発案を上長に報告し許可をもらう
↓
・スカイプにてカヤックさんとMTG
↓
・メールにて原稿や画像などの必要素材を送受信
↓
・スカイプにて微調整報告
↓
・『T-SELECT』に掲載
本当にささいなこと、難しい報告がいらないことはスカイプで済ませてしまいます。「メールでちゃんと報告したほうがいいんじゃないの?」「電話で話したほうが早いんじゃないの?」と思うかもしれませんが、スカイプで連絡をとりあったほうが、お互いに遠慮することなく、小さなこと、細かいことを聞くことができます。もちろん電話もしますしメールだって頻繁にすることがあります。私の場合は、以下のように連絡手段を使い分けています。
<連絡手段の使い分け>
込み入った緊急の話 → 電話
些細な疑問や微調整、確認 → スカイプ
データの送信や最終的な確認と関係者への周知 → 電子メール
自分での感覚でしかありませんが、スカイプを使用した場合、電話とメールだけで業務を進めたときよりも30〜40パーセントは作業効率が良くなっていると思います。重要なことなどはメールや電話が基本ですが、皆さんもスカイプやご利用中のインスタントメッセンジャーをもっと活用してみてはいかがでしょうか? 少なくとも作業効率がマイナスにはならないと思います。
それでは、今後とも『T-SELECT』ともども、livedoor をよろしくお願い申し上げます。
■関連リンク
『T-SELECT』公式サイト
『T-SELECT』ペンギンTシャツイベント
『面白法人カヤック』公式サイト
まずは、『T-SELECT』がどんなサービスなのかをご説明させていただきますね。『T-SELECT』は、Tシャツのデザインを一般の皆さんから募集し、事務局の選考を通ったデザインをサイトに掲載して注文を受け付けます。10枚以上の注文があったTシャツのみ生産化される仕組みで、販売枚数に応じてデザイン製作者(いわゆるデザイナー)にロイヤリティ報酬をお支払いいたします。デザインのテーマをお題として出す場合もありますが、常時、自由なデザインで募集をかけています。

『T-SELECT』は、デザインする楽しみと着る楽しみを体験できるTシャツ販売サービスなのですが、具体的にどんな楽しみがあるのかというと……
<デザイナー側 3つの「できる」>
・自分のセンスで世界にひとつだけのデザインを創ることができる
・お客さんが購入すれば世に作品を広めることができる
・ロイヤリティがもらえてオサイフをホクホクにすることができる
<購入者側 3つの「できる」>
・『T-SELECT』限定のレアTシャツで個性を出すことができる
・売れれば売れるほど低価格になって得することができる
・デザイナー登録をすれば自分がデザインすることもできる
……という、デザイナーも購入者も嬉しい楽しみがいっぱいのサービスです。このサービスを担当している私も、毎日「どんなデザインのTシャツが人気あるかな?」と販売枚数をチェックしたり、奇抜なデザインを見つけては楽しい気持ちでいっぱいになります。
この『T-SELECT』は、ライブドアだけで運営しているわけではありません。『T-SELECT』の発祥者ともいうべき“面白法人カヤック”さんと共同運営をしています。ちょっとユニークな社名ですが本当にそういう社名なんですよ。では、どうしてカヤックさんは『T-SELECT』というサービスをはじめようと思ったのでしょうか? カヤック・松浦さんにお話を伺いました。
「友人のイカしたTシャツを借りパク……なんてことは、思春期に誰にでも一度は味わう甘酸っぱい経験だと思う。そう、ホントに欲しいものとの出会いって片手に収まるほど数少ないのです。そんな希少な出会いを待ちわびるなら作った方が早いよね!「たくさん買うからまけてよね」の、オバハンスピリット(コレ重要)も取り入れよう! 妄想はどんどん膨らみ、今の形におさまりました。ケイジェイさん、この妄想をさらに膨らましてゆきましょう!」
なるほど、やはり根本はオバハン……いや、楽しさの追求なんですね。カヤックさんは、いつもおもしろいことを現実のものとしてしまう会社で、『T-SELECT』はそのひとつといえるでしょう。私がよりよいテーマを出せず悩んでいるときは、カヤックさんが先導して素晴らしいテーマを出してくださっています(ここ最近ずっと?)。
そんな『T-SELECT』の担当者として私が心がけていることは、「どんなテーマなら皆さんがデザインをしたくなるかな?」という部分です。いつも「どんなデザインでもOK」という募集をしていますが、イベントとしてテーマに沿ったデザインを募集することもあります。過去に『レトロゲーム風デザイン』『2 ちゃんねる風デザイン』などのイベントも開催してきました。ここはとてもセンスが問われる部分で、あまりセンスがない私(涙)は、いつも四苦八苦しています。デザインする側のセンスはとても重要ですが、テーマを出す側のセンスも問われるというわけですね。たくさんのデザインを応募していただくため、テーマはとても重要なのです。その時代、その季節、そのときにマッチしたテーマを出していくため、世間の動向に敏感でなくてはならないのです。
たとえば、『Wii』が大人気!! ということになったらゲーム関連のデザインを募集したり、『iPod』の新製品が出た!! ということになったら『iPod』ユーザーが喜びそうなデザインを募集したりしています。そのような時事的なブームにあわせてイベントを仕掛ける場合、発案からイベント開始までスピードが重要視されます。ですので、サイトを構築しているカヤックさんと以下のようなやりとりでイベントの展開を進めています。
<イベント開始までの展開>
・発案を上長に報告し許可をもらう
↓
・スカイプにてカヤックさんとMTG
↓
・メールにて原稿や画像などの必要素材を送受信
↓
・スカイプにて微調整報告
↓
・『T-SELECT』に掲載
本当にささいなこと、難しい報告がいらないことはスカイプで済ませてしまいます。「メールでちゃんと報告したほうがいいんじゃないの?」「電話で話したほうが早いんじゃないの?」と思うかもしれませんが、スカイプで連絡をとりあったほうが、お互いに遠慮することなく、小さなこと、細かいことを聞くことができます。もちろん電話もしますしメールだって頻繁にすることがあります。私の場合は、以下のように連絡手段を使い分けています。
<連絡手段の使い分け>
込み入った緊急の話 → 電話
些細な疑問や微調整、確認 → スカイプ
データの送信や最終的な確認と関係者への周知 → 電子メール
自分での感覚でしかありませんが、スカイプを使用した場合、電話とメールだけで業務を進めたときよりも30〜40パーセントは作業効率が良くなっていると思います。重要なことなどはメールや電話が基本ですが、皆さんもスカイプやご利用中のインスタントメッセンジャーをもっと活用してみてはいかがでしょうか? 少なくとも作業効率がマイナスにはならないと思います。
それでは、今後とも『T-SELECT』ともども、livedoor をよろしくお願い申し上げます。
■関連リンク
『T-SELECT』公式サイト
『T-SELECT』ペンギンTシャツイベント
『面白法人カヤック』公式サイト
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