こんにちは、livedoorの櫛井です。今回は、livedoor の開発体制についてお話したいと思います。前回の「モバイルサイトのスピード構築術」という記事ではモバイルサイトの構築を行う際の開発体制について触れましたが、今回はパソコン向けサイトについてのお話となります。

■担当する案件の数
よくいろいろな会社の方に驚かれるのですが、基本的に livedoor の案件には、ディレクター、プログラマー、デザイナー、マークアップエンジニアの各担当者が、ひとりずつ就くことになります。職種を問わず、ひとりあたり運用サイトをふたつ、新規サイトをひとつほど、常時担当しているのが平均的です。

とはいえ、大規模なサイトや OJT を兼ねる場合は、ひとつのサイトに各職種がふたり就く場合もあります。ひとりあたりの担当する範囲が広くて大変な部分もありますが、少数精鋭なぶん効率が良くなり、いわゆる「待ち状態」が少なくなるため、無駄の少ないユニット制といえるかと思います。「これどうするんだっけ? はいやろう。こっちは? じゃあこうしよう」というカンジです。

■新規サイトの作成におけるディレクターの役割
担当するべき部分は本当に多岐に渡るのですが、新人ディレクターや入社したばかりのディレクターへの OJT で使用する資料の一部を抜粋してお話したいと思います。図をご覧いただければおわかりになるかと思いますが、ディレクターはサービスの方向性を意思決定する者であり、実際の構築でも細かな気配りを必要とされる職種だといえます。

ディレクターの役割
※あくまでもディレクター向けの資料ということでディレクターの担当部分が詳細に書かれていますが、ほかの職種の担当範囲はここに書かれているものだけではありません。

■オマケ MTGの風景
案件の進み具合によって違いますが、ほとんどの案件で週に一度の頻度で定例ミーティングが開かれます。今回は livedoor のソーシャルネットワーキングサービス『フレパ』の定例ミーティング風景をお届けします。定例ミーティングにはパソコン版『フレパ』の担当ディレクター、プログラマー、デザイナー、マークアップエンジニア、そしてモバイル版の担当ディレクターなどが集まり、ディスカッションしながら進めていきます。この画像はモバイル版『フレパ』とパソコン版『フレパ』を同時に見つつ、次に実装する機能の話をしているところですね。
MTGの様子


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