こんにちは、『livedoor ネットラジオ/ねとらじ』(以下、ねとらじ)を担当させていただいています高橋KENです。今回は『R-09』という機材に焦点をあてて書いてみたいと思います。『R-09』がどんなにすごいか、それをお伝えしたいと思います。
■『R-09』とスタンドマイクの違い
前回お話させていただいた『ねとらじ運営のディレクター術』では、さまざまな収録・編集術をお伝えしました。しかし、収録時はミキサーを用意したりスタンドマイク人数分用意したりと、かなり大変です(ときには持って行くのが不可能なときもあります)。そのほかにも返し用のヘッドホンも必要ですし、雑音の入らない密室も必要となってきます。
それらのことを考えると、野外での収録はとても難しいように思えます。収録スタッフはひとりやふたりなので、重くて大きい機材を外に持って行くわけにはいかないですしね……。
そこで役に立つのが『EDIROL』(エディロール)から販売されているポータブルボイスレコーダー『R-09』です。この『R-09』ですが、基本的に単三電池2個で動きます。他必要なソフトとかは特にありません。音声データもSDカード内に保存されるので、大容量のSDカード(SDHC対応)を買えば、何時間でも保存できてしまいます。保存形式もWAV、MP3(ビットレート選択可能)と選べるので、そのときどきによって変えます。
では、ミキサーなどを用意してスタンドマイクで収録する場合と、『R-09』で収録する場合はどう違うのか? まずなにより、『R-09』は携帯型なので常に持ち歩け、移動しながらの収録に最適です。京都の観光地をレポートしたり、ゲームショウのリアルな音を収録したりと、いろいろ使えます。ミキサーやスタンドマイクでは不可能なことですよね。
■驚異的な臨場感『R-09』
この『R-09』での音声を聴いてもらおうとサンプル音声を用意しました。
サンプル(声・空条海苔助さん、彦龍の憲彦さん)
こちらの音声は『livedoor ねとらじ/ネットラジオ』でも配信している『彦龍ラジオ』のデータです。こちらは『彦龍』というラーメン屋さんで収録したのですが、お店までわざわざ重い機材を持って行くより、『R-09』を一個持って行った方が断然お手軽です。音声を聴いてもらえればわかるのですが、非常によく音声を拾っています。また、『彦龍』は店内の構造(店内は非常に狭く、L字型をしている)から、向かい合って座ったりできないので、全指向性マイクでの収録が非常に適しています。お聴きの通り、みんなの声を取りこぼすことなく録音できていると思います。これが『R-09』の性能です。実験的に電車のなかでも録音を試したのですが、遠くに居る人の声や電車の音まで綺麗に録音できました。
■やはりスタジオ収録はスタンドマイク
『R-09』ですが、内蔵されてるふたつのマイクでステレオ録音してくれます。また全指向性なので、どの方向からの音も拾ってきます。まれに拾いたくないノイズもゲットしてしまいます(苦笑)。ここまで性能が良すぎると、前回紹介した機材の面目が丸つぶれなのですが……。
実はこのボイスレコーダー『R-09』は、この手の機器のなかではとても高額なんです。マイクやミキサーが買えてしまうくらいの値段です。『価格com』での最安値を調べたところ、34,650円でした。やっぱり高いですねえ……。
私はTPOにあわせてミキサーと『R-09』を使い分けてますが、社内での収録はほとんどミキサーです。屋外収録がほとんどないという理由が大きいですね。今度、外に出ておもしろい音声でも録ってこようかと思います。皆さんがオススメのスポットがあれば、ぜひ教えてください。
そんわけで今回は『R-09』に焦点を当てて書いてみました。ポッドキャストを聴いていて、「これはやけにリアルだな」と思うのがあったらそれは『R-09』かもしれませんよ。
あ、言い忘れていました。この『R-09』は音楽プレイヤーにもなるんです。それで34,650円なら安い?
■『R-09』とスタンドマイクの違い
前回お話させていただいた『ねとらじ運営のディレクター術』では、さまざまな収録・編集術をお伝えしました。しかし、収録時はミキサーを用意したりスタンドマイク人数分用意したりと、かなり大変です(ときには持って行くのが不可能なときもあります)。そのほかにも返し用のヘッドホンも必要ですし、雑音の入らない密室も必要となってきます。
それらのことを考えると、野外での収録はとても難しいように思えます。収録スタッフはひとりやふたりなので、重くて大きい機材を外に持って行くわけにはいかないですしね……。
そこで役に立つのが『EDIROL』(エディロール)から販売されているポータブルボイスレコーダー『R-09』です。この『R-09』ですが、基本的に単三電池2個で動きます。他必要なソフトとかは特にありません。音声データもSDカード内に保存されるので、大容量のSDカード(SDHC対応)を買えば、何時間でも保存できてしまいます。保存形式もWAV、MP3(ビットレート選択可能)と選べるので、そのときどきによって変えます。
では、ミキサーなどを用意してスタンドマイクで収録する場合と、『R-09』で収録する場合はどう違うのか? まずなにより、『R-09』は携帯型なので常に持ち歩け、移動しながらの収録に最適です。京都の観光地をレポートしたり、ゲームショウのリアルな音を収録したりと、いろいろ使えます。ミキサーやスタンドマイクでは不可能なことですよね。
■驚異的な臨場感『R-09』
この『R-09』での音声を聴いてもらおうとサンプル音声を用意しました。
サンプル(声・空条海苔助さん、彦龍の憲彦さん)
こちらの音声は『livedoor ねとらじ/ネットラジオ』でも配信している『彦龍ラジオ』のデータです。こちらは『彦龍』というラーメン屋さんで収録したのですが、お店までわざわざ重い機材を持って行くより、『R-09』を一個持って行った方が断然お手軽です。音声を聴いてもらえればわかるのですが、非常によく音声を拾っています。また、『彦龍』は店内の構造(店内は非常に狭く、L字型をしている)から、向かい合って座ったりできないので、全指向性マイクでの収録が非常に適しています。お聴きの通り、みんなの声を取りこぼすことなく録音できていると思います。これが『R-09』の性能です。実験的に電車のなかでも録音を試したのですが、遠くに居る人の声や電車の音まで綺麗に録音できました。
■やはりスタジオ収録はスタンドマイク
『R-09』ですが、内蔵されてるふたつのマイクでステレオ録音してくれます。また全指向性なので、どの方向からの音も拾ってきます。まれに拾いたくないノイズもゲットしてしまいます(苦笑)。ここまで性能が良すぎると、前回紹介した機材の面目が丸つぶれなのですが……。
実はこのボイスレコーダー『R-09』は、この手の機器のなかではとても高額なんです。マイクやミキサーが買えてしまうくらいの値段です。『価格com』での最安値を調べたところ、34,650円でした。やっぱり高いですねえ……。
私はTPOにあわせてミキサーと『R-09』を使い分けてますが、社内での収録はほとんどミキサーです。屋外収録がほとんどないという理由が大きいですね。今度、外に出ておもしろい音声でも録ってこようかと思います。皆さんがオススメのスポットがあれば、ぜひ教えてください。
そんわけで今回は『R-09』に焦点を当てて書いてみました。ポッドキャストを聴いていて、「これはやけにリアルだな」と思うのがあったらそれは『R-09』かもしれませんよ。
あ、言い忘れていました。この『R-09』は音楽プレイヤーにもなるんです。それで34,650円なら安い?
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