初めまして、元(?)ディレクターの原といいます。ポータルサイト livedoor には現在、ニュースとブログを2本柱にさまざまなコンテンツが存在します。私は一応『livedoor ニュース』に関わるディレクター陣のマネジメントをする立場にありますので、その立場からディレクターについて書きたいと思います。
『livedoor ニュース』には現在、70を超える情報提供元からの記事を掲載していますが、今から約4年前の立ち上げ当初は、毎日新聞の1社提供でコンテンツ全体のアクセス数が現在の記事1本のそれに満たないような状況でした。その後、扱うカテゴリも国内外の時事問題のほか、スポーツやエンタメなどさまざまな情報を横断的に扱うようになり、コンテンツ規模の大きさからも多くのディレクターが関わるようになりました。
弊社では、プログラマー、デザイナー、マークアップエンジニア、ディレクター、営業のように職域ごとに分けて人員配置がされています。すべての職域と接点をもつディレクターのなかには、システムに関する知識が豊富な人、デザインセンスに優れている人、社外との営業交渉に秀でている人など、それぞれに得意不得意な分野があります。独自記事を提供する『livedoor ニュース』においては、自ら現場に赴き取材を行い、記事作成が行えるような行動力や編集・ライティング力も望まれる能力のひとつです。
■評価されるディレクターとは
ディレクターの仕事内容はコンテンツによって多岐に渡りますが、さらに高い次元でいうと、デキル人というのは何をやらせても人並み以上の成果を上げることができます。何か仕事を任されたときに、A:期待以上の成果を上げてくれる人、B:言われたことだけはキッチリこなす人、C:言われたことすら満足にできない人。言うまでもなくデキル人はAで、Bは及第点のように思えますが、逆にその人でなければならない必要性もないので、価値が高いのは実際に業務を担当した人ではなく、指示を与えた人ということになります。Cについては論外ですよね。
このブログにもディレクターと呼ばれる人が数多く登場していますが、スペシャリストとして誰にも負けない個性や専門性を高めつつ、オールラウンダーとして不得意を得意に変えていけるような人が優秀な人材と言えるでしょう。至極簡単な例としてニュースでいえば、政治・経済は詳しいけど芸能・スポーツには興味がない、その逆もしかりで、いずれも能力として評価すべき状態ではありません。
優秀な人ほど自分の首を絞めるように新たな仕事を発見し、周囲からは多くの仕事を任されるので、同じディレクター職でもその仕事量はさまざまです。また大多数のユーザーにサービスを提供する以上、24時間365日気が休まる暇はありませんが、そんななかでも自分なりのやり甲斐を仕事に見出し、オンとオフとの切り替えを上手くできる人が、弊社には向いているのかと思います。
■最後に
余談ですが、私は前職で音楽業界に在籍していたためウェブ業界は未経験でした。当時の面接官の「今後ディレクターになるためにも、まずは開発現場を知っておいた方がいい」という言葉に従い、マークアップエンジニアとして入社して経験を積みました。弊社には“習うより慣れろ”な風潮が少なからずあるので、ディレクターの仕事について誰からも教わったことがない私は、社内でいちばんディレクターとしての自覚が足りないのかも知れません……。
ディレクター募集をしておきながら変な話ですが、能力とやる気次第では入社後の異動も可能な会社ですので、隣接する職域で現場を体験するのも将来、優秀なディレクターになるための第一歩だと思います。
『livedoor ニュース』には現在、70を超える情報提供元からの記事を掲載していますが、今から約4年前の立ち上げ当初は、毎日新聞の1社提供でコンテンツ全体のアクセス数が現在の記事1本のそれに満たないような状況でした。その後、扱うカテゴリも国内外の時事問題のほか、スポーツやエンタメなどさまざまな情報を横断的に扱うようになり、コンテンツ規模の大きさからも多くのディレクターが関わるようになりました。
弊社では、プログラマー、デザイナー、マークアップエンジニア、ディレクター、営業のように職域ごとに分けて人員配置がされています。すべての職域と接点をもつディレクターのなかには、システムに関する知識が豊富な人、デザインセンスに優れている人、社外との営業交渉に秀でている人など、それぞれに得意不得意な分野があります。独自記事を提供する『livedoor ニュース』においては、自ら現場に赴き取材を行い、記事作成が行えるような行動力や編集・ライティング力も望まれる能力のひとつです。
■評価されるディレクターとは
ディレクターの仕事内容はコンテンツによって多岐に渡りますが、さらに高い次元でいうと、デキル人というのは何をやらせても人並み以上の成果を上げることができます。何か仕事を任されたときに、A:期待以上の成果を上げてくれる人、B:言われたことだけはキッチリこなす人、C:言われたことすら満足にできない人。言うまでもなくデキル人はAで、Bは及第点のように思えますが、逆にその人でなければならない必要性もないので、価値が高いのは実際に業務を担当した人ではなく、指示を与えた人ということになります。Cについては論外ですよね。
このブログにもディレクターと呼ばれる人が数多く登場していますが、スペシャリストとして誰にも負けない個性や専門性を高めつつ、オールラウンダーとして不得意を得意に変えていけるような人が優秀な人材と言えるでしょう。至極簡単な例としてニュースでいえば、政治・経済は詳しいけど芸能・スポーツには興味がない、その逆もしかりで、いずれも能力として評価すべき状態ではありません。
優秀な人ほど自分の首を絞めるように新たな仕事を発見し、周囲からは多くの仕事を任されるので、同じディレクター職でもその仕事量はさまざまです。また大多数のユーザーにサービスを提供する以上、24時間365日気が休まる暇はありませんが、そんななかでも自分なりのやり甲斐を仕事に見出し、オンとオフとの切り替えを上手くできる人が、弊社には向いているのかと思います。
■最後に
余談ですが、私は前職で音楽業界に在籍していたためウェブ業界は未経験でした。当時の面接官の「今後ディレクターになるためにも、まずは開発現場を知っておいた方がいい」という言葉に従い、マークアップエンジニアとして入社して経験を積みました。弊社には“習うより慣れろ”な風潮が少なからずあるので、ディレクターの仕事について誰からも教わったことがない私は、社内でいちばんディレクターとしての自覚が足りないのかも知れません……。
ディレクター募集をしておきながら変な話ですが、能力とやる気次第では入社後の異動も可能な会社ですので、隣接する職域で現場を体験するのも将来、優秀なディレクターになるための第一歩だと思います。
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