皆さんこんにちは。『livedoor トレビアンニュース』で編集人をしているKJ(ケイジェイ)と申します。
今回はニュース配信において、掲載する記事がないときのために用意するストック記事の選び方と種類についてお話したいと思います。ちなみに、すべての媒体や企画、番組、連載に当てはまるわけではありませんので、あらかじめご理解いただければと思います。

■ストック記事とは
『livedoor トレビアンニュース』は、ユニークなニュースをメインに掲載している情報バラエティー報道コンテンツです。ときどきマジメなニュースも掲載しますが、基本的には記者が「これは載せたい!」と思ったニュースのみを掲載しています。そういった事情もあり、記事のジャンルが日によって偏ることもありますが、社内ではそれが「トレビアンらしさ」として認められつつあります(?)。

さて、インターネットでニュースを提供しているサイトは多々ありますが、『livedoor トレビアンニュース』のように笑えるニュース、過去の知られざるニュース、豆知識ニュースなどを載せているニュースサイトには、ストック記事というものが必ずといっていいほど存在します。もちろん、『livedoor トレビアンニュース』にもあります。

ストック記事とはどのような意味かといいますと、その名の通り“記事の蓄え”のことです。このストック記事は掲載する記事がないときや、一日の掲載本数が足りないときに掲載します。時間に余裕があるときに書き、時間に余裕がないときに掲載するというわけですね。


■ストック記事の種類
「でも、ニュースって古い情報になると価値と意味がなくなるんじゃないの?」とお思いの方もいることでしょう。確かに、速報性が求められるニュースはそうですが、『livedoor トレビアンニュース』はコラム的な記事も多く、いつまでたっても古くならないニュースを載せることもあるのです。そういうニュースを『livedoor トレビアンニュース』では“腐らない記事”と呼んでいます。特に以下のようなニュースがストック記事になりやすいです。
・「実は○○だった」「○○を調べてみた」などの真実を伝える系
・「この動画が笑える」「このサービスがイイ!!」などのコンテンツを伝える系
・「こうするとお得!」「こうすると便利」などの知恵袋系
・「恋愛で悲しまない方法」「こんな合コンは嫌だ」などの恋愛系



■実際のストック記事掲載例
以下のような記事がストック記事にあたります。
【Yabee!知恵袋】電気料金がチョー安くなる方法!
電気代を安くする方法ですね。東京電力には夜だけ電気代を60%オフにできるプランがあり、実際にそのプランを導入して体験情報を掲載しています。このようなニュースは豆知識系の記事として、古くなることはありません。もちろん、電気代を安くするためのプランが改定されてしまったり、なくなってしまったらボツになりますが、めったにないことでしょう。
http://trebian.livedoor.jp/archives/54339261.html

スターバックス症候群解決!?最も長いメニューを注文
こちらは豆知識ではなく、バカ知識の記事ですね。スターバックスでコーヒーにオプションを追加しまくったらどうなるかという記事です。この記事も、いつ出しても古いとは思われない記事のひとつだと思います。
http://trebian.livedoor.jp/archives/53489664.html

牛丼“つゆだく”は店の裁量で
牛丼の吉野家で「ゆつだくだくだくだく」を注文するとどうなるか試した記事です。「つゆだく」とは「汁をいっぱい入れてね」という意味なのですが「だく」をいっぱい言うことで、もっといっぱい汁を入れてもらえるのかを試しました。こういう記事も、バカ記事として古くなることはないでしょう。
http://trebian.livedoor.jp/archives/53188750.html

……なんだか バカ記事=ストック記事 と思われてしまいそうですが、あながち間違いではありません。しかし、『ゲームの歴史を変えた? 任天堂のプレイステーション』のように、17年前の過去の知られざる社会的な出来事をストック記事として扱う場合もあるので、すべてがバカ記事とはいい切れないですね。


■まとめ
過去のストック記事例をご覧いただけばおわかりいただけるかと思いますが、いつ載せてもいい情報がストック記事になりやすく、芸能界に関連した記事や事故・事件はストック記事になりにくい情報といえます。「○○が妊娠!」という芸能ニュースを3日遅れで載せてしまってはヒンシュクものですよね。

腐らない情報をもっとかんたんに表現すると……
どのタイミングで読んでも「へぇ〜」と思える記事!
ということになります。

私も『livedoor トレビアンニュース』もまだまだ発展途上ですが、皆さんが創りだすおもしろいコンテンツに負けないよう、努力したいと思います。最後までご覧いただき、ありがとうございました。