こんにちは、『livedoor 歌詞』や『livedoor 占い』を担当している吉沢です。

以前、モバイルサイトのデザインの決め方、デザイナーとの仕事の進め方ついての記事を書きました。
今回は、少しの手間でモバイルサイトを華やかに魅せるデザイナーとの連携をご紹介したいと思います。

こちらの記事にありますように、モバイルサイトのデザインを決める際、デザイナーにデザインカンプを作成してもらい、それを見ながらディレクターがコーディングを行います。
デザインカンプがケータイ上で実現され、徐々にカタチになってくると「なんかもうひとスパイスほしいな……」なんて思うことがあります。

パソコンサイトのデザインでも同じようなことがあると思いますが、そういうときに限って納期が迫っていたり、急ぎの作業だったりして、納期を延ばしてデザインしてもらうか、無理して間に合わせるか、「とりあえずこのままにしておくか……」など考えますよね。

そんなときは、以下に当てはまる部分がないかページ内を探してみてください。

  • テキストを画像に変えられないか

  • 見出しに装飾がつけられないか

  • 下層ページの画像を再利用できないか


当てはまる部分を画像に変えたサイト例です。
例1では、テキストを画像にしてみました。

例1

例2では、見出しを画像にしてワンポイントをつけてみました。

例2

例3では、下層で使用していたロゴ画像をアイコンとして使用してみました。

例3

いかがですか? ページにグッと厚みが出て華やかになりましたよね。
ページ全体で見ると単調に見えそうですが、モバイルサイトは1画面の見える範囲が狭いため、単調な画像を持ってきても粗雑なイメージになりにくいのが特徴です。

また、デザイナーの工数として、既存のものを使うと“考える時間”が短縮できるので“作る時間”のみで作業を進めてもらうことができます。

新規にデザインしてもらうとなると、時間とそれにかけるコストが必要になり、デザイナーへの負担も大きくなります。
デザインを考える時間がないとなると、デザイナーのモチベーションが下がり、質の低下を招くことになります。

急ぎのデザイン依頼ほど注意したいのが、ディレクター側の準備ができていないのに依頼してしまうことです。
準備ができていないと、デザイナーがムダに考える時間をとらされることになり、効率的ではありません。
大まかな構成イメージ、テキストデータ、ロゴや写真データなどの素材、参考サイトのURLなど、最低限の資料を揃えてからデザイナーへ依頼するようにしたいですね。

現在、モバイルグループでは「デザインも一緒に考えちゃうよ!」というディレクターを募集しています。