『livedoor ネットラジオ/ねとらじ』担当の高橋KENです。『livedoor ディレクター Blog』は今回で3回目になります。今回は先月リリースした“ねとらじアプリ”について書きたいと思います。
『livedoor ネットラジオ/ねとらじ』にはライブストリーミングという生放送が配信できるコンテンツがあり、無料で誰でも配信や視聴ができことから、多くの番組が毎日配信されています。
こんな数々の番組を再生するのに便利なねとらじ専用アプリが有志の方により開発されていたのですが、この夏『livedoor ネットラジオ/ねとらじ』公式アプリケーションソフトウェアを開発することになりました。これは、ストリーミング配信されている番組を簡単に聴くことができるというアプリケーションソフトウェアです。開発担当はクオリティの高い『livedoor ツールバー』なども手がけているS氏でしたので、安心してお任せできました。
■命名秘話
当初は『Ladio Listener』という名前の名称だったのですが、開発のスタッフと集まってミーティングをしていたところ、その場に居たスタッフのK氏が「Dolphinでよくね?」とひとこと言ったことで、めでたく名称は『Dolphin』(ドルフィン / イルカの意)に決定。イルカの発する超音波や鳴き声がイメージにピッタリきました。公式アプリケーションソフトウェア『Dolphin』誕生の瞬間です。
9月7日(金曜日)に『Dolphin』アルファ版を一般公開。アルファ版ということもあり、まだまだ改良の余地があるポイントが多々あるバージョンでした。大々的な告知はせず、『livedoor ネットラジオ/ねとらじ』の開発日誌だけで細々と告知。
しかし、翌日からユーザーのコメントが一気に届き、その反響に驚く私とS氏。「操作方法がわかりづらい」「なかなかいいですね! ベータ版に期待しています!」「ウィルスソフトのせいでインストールできなかった」など、数々の意見をいただき、それを元にベータ版へ向けて開発進行しました。
追っかけ再生、録音機能、多重録音、お気に入り、拒否リストなどなど、機能てんこ盛りで挑む予定のベータ版。果たして公開予定日の10月16日(火曜日)に間に合うのか? ここからが頑張りどころです。
■素人さんにも優しく
今回の『Dolphin』を作るにあたり、重要な課題がひとつありました。それは素人ユーザーにも優しく作るということでした。以前からネットラジオを聴く『Dolphin』のようなものはありましたが、使ってる方の大半がヘビーユーザーでした。
今回は livedoor が公式に手がけるということもあり“初心者でも簡単に使える仕様にする”というのが目標でした。
「プレイヤー設定? なにそれ?」なんてことがないように、初回起動時に自動設定してくれますので、手間要らず。そしてバージョンアップ情報を自動検知してくれるので、バージョンアップそのものも自動的に行ってくれます。
それでも上記のようにさまざまな機能を追加していくと、マニアックになってしまいがちです。現在は、そんな多機能をいかにシンプルにするかが課題で『Dolphin ガジェット大作戦』を進行しているところです。ウィンドウの隅っこに置いておける邪魔にならない小さなアプリ。そんなシンプルさを目指しています。
■玄人も満足
私が個人的に欲しかった機能、それはキーボードショートカット機能です。『vi』というエディタがあるのですが、その操作感と同じものを実装してもらいました。『Dolphin』はマウスがあれば操作に不便しないのですが、ないよりマシということで実装。ぜひおためしください。
■今後の予定
先程述べた『Dolphin ガジェット大作戦』はもちろん、ポッドキャスト視聴機能(iTunesみたいなもの)も予定しています。いつ『Dolphin』からベータという文字が取れるのかは……、未定です。
■このほか、予定しているねとらじアプリ
いつリリースできるか未定ですが、視聴アプリのほかに配信専用アプリを開発しようかと検討中です。ではなぜ『Dolphin』に配信機能を組み込まなかったのか? それは視聴するユーザーと配信ユーザーの人数が絶対的に違うからです。
視聴するユーザーが100人いたとしたら、配信ユーザーはその100分の1も居ません。それなら必要な人のみに提供しようということで、別アプリにすることにしました。
■ユーザーのメリット
このアプリを使うことのメリットってなんなのでしょうか? 数多くの番組を一覧でき、聴きたい番組をすぐに探すことができるのはもちろん、『Dolphin』ならではの録音機能、予約録音機能、追っかけ再生機能など、メリットはたくさんあります。また、キーワードを登録しておけばそれに引っかかった番組を自動的に録音してくれるので、「あの番組聴き逃した」なんてことないわけです。『Dolphin』開発者のS氏もそのメリットを第一のメリットとしています。
■ディレクター側のメリット
『Dolphin』ですが、実は番組の管理をする場合にも役立っているのです。現在放送している番組が一覧できることから、どの番組が人気あり、リスナー数は何人なのか、番組毎の延べリスナー数、そしてその日の総リスナーまで把握できるのです。「やはり土日はリスナー数が多いのか」「この番組が人気あるのか」など今後の対策にも非常に役立ちます。それ以上にやはりユーザーに『livedoor ネットラジオ/ねとらじ』を便利に使ってもらえる環境作りの提供もディレクターの務めなんではないのかと思ってます。
ユーザーの方にもディレクターの私にも重宝するアプリ、それが『Dolphin』なのです。少しでも興味を持っていただいた方は『livedoor ネットラジオ/ねとらじサイト』から『Dolphin』をダウンロードして使ってみてください。ユーザーの皆さまからの意見や要望などもお待ちしております。
『livedoor ネットラジオ/ねとらじ』にはライブストリーミングという生放送が配信できるコンテンツがあり、無料で誰でも配信や視聴ができことから、多くの番組が毎日配信されています。
こんな数々の番組を再生するのに便利なねとらじ専用アプリが有志の方により開発されていたのですが、この夏『livedoor ネットラジオ/ねとらじ』公式アプリケーションソフトウェアを開発することになりました。これは、ストリーミング配信されている番組を簡単に聴くことができるというアプリケーションソフトウェアです。開発担当はクオリティの高い『livedoor ツールバー』なども手がけているS氏でしたので、安心してお任せできました。
■命名秘話
当初は『Ladio Listener』という名前の名称だったのですが、開発のスタッフと集まってミーティングをしていたところ、その場に居たスタッフのK氏が「Dolphinでよくね?」とひとこと言ったことで、めでたく名称は『Dolphin』(ドルフィン / イルカの意)に決定。イルカの発する超音波や鳴き声がイメージにピッタリきました。公式アプリケーションソフトウェア『Dolphin』誕生の瞬間です。
9月7日(金曜日)に『Dolphin』アルファ版を一般公開。アルファ版ということもあり、まだまだ改良の余地があるポイントが多々あるバージョンでした。大々的な告知はせず、『livedoor ネットラジオ/ねとらじ』の開発日誌だけで細々と告知。
しかし、翌日からユーザーのコメントが一気に届き、その反響に驚く私とS氏。「操作方法がわかりづらい」「なかなかいいですね! ベータ版に期待しています!」「ウィルスソフトのせいでインストールできなかった」など、数々の意見をいただき、それを元にベータ版へ向けて開発進行しました。
追っかけ再生、録音機能、多重録音、お気に入り、拒否リストなどなど、機能てんこ盛りで挑む予定のベータ版。果たして公開予定日の10月16日(火曜日)に間に合うのか? ここからが頑張りどころです。
■素人さんにも優しく
今回の『Dolphin』を作るにあたり、重要な課題がひとつありました。それは素人ユーザーにも優しく作るということでした。以前からネットラジオを聴く『Dolphin』のようなものはありましたが、使ってる方の大半がヘビーユーザーでした。
今回は livedoor が公式に手がけるということもあり“初心者でも簡単に使える仕様にする”というのが目標でした。
「プレイヤー設定? なにそれ?」なんてことがないように、初回起動時に自動設定してくれますので、手間要らず。そしてバージョンアップ情報を自動検知してくれるので、バージョンアップそのものも自動的に行ってくれます。
それでも上記のようにさまざまな機能を追加していくと、マニアックになってしまいがちです。現在は、そんな多機能をいかにシンプルにするかが課題で『Dolphin ガジェット大作戦』を進行しているところです。ウィンドウの隅っこに置いておける邪魔にならない小さなアプリ。そんなシンプルさを目指しています。
■玄人も満足
私が個人的に欲しかった機能、それはキーボードショートカット機能です。『vi』というエディタがあるのですが、その操作感と同じものを実装してもらいました。『Dolphin』はマウスがあれば操作に不便しないのですが、ないよりマシということで実装。ぜひおためしください。
■今後の予定
先程述べた『Dolphin ガジェット大作戦』はもちろん、ポッドキャスト視聴機能(iTunesみたいなもの)も予定しています。いつ『Dolphin』からベータという文字が取れるのかは……、未定です。
■このほか、予定しているねとらじアプリ
いつリリースできるか未定ですが、視聴アプリのほかに配信専用アプリを開発しようかと検討中です。ではなぜ『Dolphin』に配信機能を組み込まなかったのか? それは視聴するユーザーと配信ユーザーの人数が絶対的に違うからです。
視聴するユーザーが100人いたとしたら、配信ユーザーはその100分の1も居ません。それなら必要な人のみに提供しようということで、別アプリにすることにしました。
■ユーザーのメリット
このアプリを使うことのメリットってなんなのでしょうか? 数多くの番組を一覧でき、聴きたい番組をすぐに探すことができるのはもちろん、『Dolphin』ならではの録音機能、予約録音機能、追っかけ再生機能など、メリットはたくさんあります。また、キーワードを登録しておけばそれに引っかかった番組を自動的に録音してくれるので、「あの番組聴き逃した」なんてことないわけです。『Dolphin』開発者のS氏もそのメリットを第一のメリットとしています。
■ディレクター側のメリット
『Dolphin』ですが、実は番組の管理をする場合にも役立っているのです。現在放送している番組が一覧できることから、どの番組が人気あり、リスナー数は何人なのか、番組毎の延べリスナー数、そしてその日の総リスナーまで把握できるのです。「やはり土日はリスナー数が多いのか」「この番組が人気あるのか」など今後の対策にも非常に役立ちます。それ以上にやはりユーザーに『livedoor ネットラジオ/ねとらじ』を便利に使ってもらえる環境作りの提供もディレクターの務めなんではないのかと思ってます。
ユーザーの方にもディレクターの私にも重宝するアプリ、それが『Dolphin』なのです。少しでも興味を持っていただいた方は『livedoor ネットラジオ/ねとらじサイト』から『Dolphin』をダウンロードして使ってみてください。ユーザーの皆さまからの意見や要望などもお待ちしております。
コメント
コメント一覧 (1)
命名秘話、dolphin(イルカ)の話もおもしろかったです。
livedoorのねとらじ、これからも応援しますので頑張ってください。