こんにちは。「livedoor レンタル掲示板」担当の加藤です。

みなさんは、迷惑メールやブログの不適切コメントの削除を毎日行っていますか?
以前、「スパム対策について」という記事を書きましたが、今回はさらにくわしく「livedoor レンタル掲示板」で行っているスパム対策についてお話します。

2年ほど前から、ブログや各種掲示板で打つ手がないほど頻繁に投稿されていた「コメントスパム」も、最近では各サイトの対策により沈静化したように思います。しかし、スパム投稿側も対策の隙間をかいくぐり、コメントは投稿され続け、以前よりは減ったものの、依然としてイタチゴッコは存在します。

規制の一つとして「機械的コメント投稿」を排除を目的とする「画像認証システム」という方法があります。これはブログや掲示板など投稿が頻繁に行われるコンテンツではユーザーの入力の手間などを考えると、より良い解決策の登場が待ち望まれます。
※画像認証システム…画像に記載された数字を入力することで利用者が存在しているかを認証するシステム。

では、サービス利用者や投稿者の手間や迷惑を最低限に抑えながら、スパムを防ぐ方法とはどのようなものがあるのでしょうか? 「livedoor レンタル掲示板」では、下記に挙げる2つの規制を実践しています。

1)対象投稿者を特定し投稿不可にする。
2)問題投稿を投稿不可にする。


では実際に、少し前に流行した「海外系サイト情報を大量に記載したコメント」への規制対応例をピックアップして紹介します。
これは1回の投稿で30行近くの長いコメントとなることが多く、その中には10〜30ほどの海外サイトが記載されているという、非常に迷惑な行為です。
上述の対策として、各サイトの主な対策は、「半角英数字のみの投稿を禁止する」というものでした。「livedoor Blog」や、私が担当する、「livedoor レンタル掲示板」でも導入しました。

その他に、海外ホストからの投稿を防ぐための対策として、「海外ドメインからの投稿を禁止する」、「逆引き不可のホストから投稿を禁止する」という方法を導入しました。
※逆引き不可のホスト…IP アドレスからホストネームを導けない、つまりホストネームを持たない IP アドレスのみを所持したホスト。


また、「livedoor レンタル掲示板」では、システム側で以下のような対策をプラスしています。
1)URL から、サイトの「ホスト情報(IP アドレス)」を摘出し、「SPAM ホストリスト」と照合し規制を行う。
…一度に複数のサイトへ誘導する投稿を解析していると、実は全てが一箇所のホストにむいている事がよくあります。
※livedoor での、SPAM ホストリストの生成方法は非公開です。

2)ホストのドメインによって一度に投稿できる数を制限する。
※livedoorでの、URL 投稿の制限数は随時変更されていて、非公開です。

今後も、「ユーザーに影響が少ない範囲の対策は運営側で設定」、「影響が大きく出る可能性がある範囲の対策はユーザー側で設定」とケースによって工夫をしていくつもりです。日々変化していく、「スパム」に対する研究は常に続けていきますので、みなさんもスパム対策について良いアイデアがあればぜひ教えてください。

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