こんにちは。ライブドアの櫛井です。
今回は、様々なCGMサービスで引用されやすい「ウェブサイト構成」についてお話したいと思います。
【01】CGMサービスって何?
一方的な視線からではなく、複数の視線で情報が蓄積・洗練されていくといった特徴を持ち、「一般ユーザーが情報を蓄積していくことにより出来上がっていくメディア」が「CGM(Consumer Generated Media)」と呼ばれています。
一方的に情報を発信するたけの従来のマスメディアに次ぐ、新しいメディアとしてここ数年注目されています。
ポータルサイト livedoorには、
などのCGMサービスがあります。
今ではすっかり、調べ物をする際に定番となった「wikipedia」も巨大なCGMといえるでしょう。
【02】CGMサービスが持つ特徴
新聞・ラジオ・テレビなど、一方的な情報を与えるメディアとは違い、CGM サービスには双方向的な視点で情報が流れるという特徴があります。これは、場合によって良くも悪くもあるのですが、以下のような例があります。
このように、「決定的な視点を持たない」情報の塊であるがゆえに「誰の情報を信用したらいいのかわからない」状態に陥ることもしばしばです。
そういった中で、
・この人の意見はいつも参考になる
・この人の見ている情報は自分にとって有益
・情報がある程度洗練されているため、良質な情報が残るサイトである
というユーザーやコンテンツが登場し、ユーザーに関しては「アルファブロガー」「アルファブックマーカー」などとも呼ばれています。
【03】CGM サービスで引用されやすいページ
上記のように CGM サービスと呼ばれるものでは“情報”が一番の鍵を握る存在です。
では、どのようにすれば“情報”を引用されやすいページになるのでしょうか。答えはシンプルで、「ページ内にある情報を引用しやすい」という1点になると思います。
具体的に言うと、
・記事ごとにパーマリンク(記事ごとの個別リンク)がある
・テキスト情報を参照しやすい
・ユーザー認証不要で情報を参照できる
という条件をまずはクリアするのが前提になるかと思います。上記の要件を全て満たしたうえで良質な情報が集まり、洗練された形で表示・閲覧が可能であれば「引用されやすい」サイト構成と言えるのではないでしょうか。
【04】引用されにくいページの例
引用されにくいものの代表例が、「Flash」を多用したページです。
デザインも凝っていて、独自の世界観を保ちながらナビゲーション構築された「Flash」を利用したページというのはコンセプトがしっかりとしています。しかし、伝えたいことがわかりやすい反面情報としては参照しにくい場合が多く見受けられます。
例えば、有名ブランドメーカーの新製品の発表があったとしても情報として参照されるのはメーカーのサイトではなく、大手ECショップの商品ページだったりします。これは情報が参照しやすく、商品そのものをさす URL が1つであるためと考えられます。
(この URL のこのリンクを押したらこれが出るから次はあれを押して、なんて言うのは大変ですよね)
ライブドアでは、「CGM サービスもいいけどコレもいいぜ!」といった半歩先行くディレクターを募集しています。
今回は、様々なCGMサービスで引用されやすい「ウェブサイト構成」についてお話したいと思います。
【01】CGMサービスって何?
一方的な視線からではなく、複数の視線で情報が蓄積・洗練されていくといった特徴を持ち、「一般ユーザーが情報を蓄積していくことにより出来上がっていくメディア」が「CGM(Consumer Generated Media)」と呼ばれています。
一方的に情報を発信するたけの従来のマスメディアに次ぐ、新しいメディアとしてここ数年注目されています。
ポータルサイト livedoorには、
・ブログ作成 「livedoor Blog」
・ソーシャルブックマーク 「livedoor クリップ」
・皆で作る 「livedoor Wiki」
・写真共有の「livedoor PICS」
・知識共有の 「livedoor Knowledge」
・グルメ情報 「livedoor グルメ」
などのCGMサービスがあります。
今ではすっかり、調べ物をする際に定番となった「wikipedia」も巨大なCGMといえるでしょう。
【02】CGMサービスが持つ特徴
新聞・ラジオ・テレビなど、一方的な情報を与えるメディアとは違い、CGM サービスには双方向的な視点で情報が流れるという特徴があります。これは、場合によって良くも悪くもあるのですが、以下のような例があります。
■プラスな点
・率直な意見、ユニークな意見などが閲覧できて参考になる
・相乗的にクチコミが加速する
■マイナスな点
・間違った情報などもあり、情報の取捨選択が難しい
・情報を鵜呑みにすることによるリスクもある
このように、「決定的な視点を持たない」情報の塊であるがゆえに「誰の情報を信用したらいいのかわからない」状態に陥ることもしばしばです。
そういった中で、
・この人の意見はいつも参考になる
・この人の見ている情報は自分にとって有益
・情報がある程度洗練されているため、良質な情報が残るサイトである
というユーザーやコンテンツが登場し、ユーザーに関しては「アルファブロガー」「アルファブックマーカー」などとも呼ばれています。
【03】CGM サービスで引用されやすいページ
上記のように CGM サービスと呼ばれるものでは“情報”が一番の鍵を握る存在です。
では、どのようにすれば“情報”を引用されやすいページになるのでしょうか。答えはシンプルで、「ページ内にある情報を引用しやすい」という1点になると思います。
具体的に言うと、
・記事ごとにパーマリンク(記事ごとの個別リンク)がある
・テキスト情報を参照しやすい
・ユーザー認証不要で情報を参照できる
という条件をまずはクリアするのが前提になるかと思います。上記の要件を全て満たしたうえで良質な情報が集まり、洗練された形で表示・閲覧が可能であれば「引用されやすい」サイト構成と言えるのではないでしょうか。
【04】引用されにくいページの例
引用されにくいものの代表例が、「Flash」を多用したページです。
デザインも凝っていて、独自の世界観を保ちながらナビゲーション構築された「Flash」を利用したページというのはコンセプトがしっかりとしています。しかし、伝えたいことがわかりやすい反面情報としては参照しにくい場合が多く見受けられます。
例えば、有名ブランドメーカーの新製品の発表があったとしても情報として参照されるのはメーカーのサイトではなく、大手ECショップの商品ページだったりします。これは情報が参照しやすく、商品そのものをさす URL が1つであるためと考えられます。
(この URL のこのリンクを押したらこれが出るから次はあれを押して、なんて言うのは大変ですよね)
ライブドアでは、「CGM サービスもいいけどコレもいいぜ!」といった半歩先行くディレクターを募集しています。
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