こんにちは。livedoorグルメ担当の高柳です。
突然ですが、いまあなたの目の前にあるサイト(livedoorディレクターBlog)は、どんな要素で構成されていますでしょうか?
「テキスト」や「画像(写真やイラスト)」、ちょっと前のこのエントリでは「動画(と音声)」が使われています。さらに言えは、サイトの「テイスト」を伝達するために、「デザイン」が施されています。これらは全て、読者に情報を伝達するための要素です。
その中でも、最もメインとなる要素はやはり「テキスト」です。
今回は、「読者にわかりやすく自然に情報を伝える手段」としての「テキスト」について考えてみたいと思います。ただし、よく見られるような「適度に改行を入れましょう」、「機種依存文字には注意」、「ですますを統一しましょう」といったことではなく、見逃されがちな「文体」や「口調」についてです。
媒体からの告知やユーザーへの回答、バナーの文言に至るまで、ディレクター自らがテキストを起こす場面も多々あると思います。その際、自分が担当する媒体(や、クライアント)に合った文体で書けるかどうか、というのは大切なことだと思います。
例えば、スキンヘッドで見た目がイカツイ男性の地声が、思いのほか甲高いアニメ声だった場合(ex:安田大サーカスのクロちゃん)、最初に会った人はとても戸惑いますよね。
クロちゃんの場合はそれが芸風なので戦略として正解ですが、媒体におけるテキストの役目は、違和感なくわかりやすく情報を伝えることが第一です。なので、ユーザーが読んでも違和感がなく、自然に理解できる「その媒体がしゃべるべき言葉」があるはずです。
わたくしが担当している「livedoor グルメ」は、属性的にかなりプレーンで、ある特定の属性に偏っているわけではないので、表に出る文体もこれといった特徴を出す必要はありません。しかし、突然異動命令が下った場合などに備え、わたくしは時々、ストレッチの意味も込めて、次のような遊びをすることがあります。
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【例1】
あるサイト(○○○とする)が、オープン一周年記念で5名に現金一万円のプレゼントキャンペーンを実施するとします。その場合の文体のバリエーションを、(ちょっと極端に)考えてみましょう。
●プレーンバージョン
この度、○○○はオープン一周年を迎えることができました。
日頃の感謝の気持ちを込めて、抽選で5名の方に現金一万円が当たるキャンペーンを実施いたします。
みなさまぜひご参加ください。
●低年齢層女性がターゲットのサイトの場合
みんなのぉかげで○○○は1歳のバーズデーを迎えたょ
ァリガトウの気持ちをこめて
1万円
を5人のぉトモダチにプレゼントしちゃいます
ぃますぐ Check してネ
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上記の回答はちょっと極端ですが、考えるにあたっては次のようなことを意識しています。
・読者との立ち位置を「同じ」にするか、「やや下」にするか。
・「1」を漢字(一)にするか数字(1)にするか。
・「1周年」をどのように言い換えるか(バースデー、Anniversary など)。
・口語体をどの程度入れるのか。
・遊びの要素をどの程度入れるのか。
また、ひとつの単語をいろいろなバリエーションで言い換えてみるのも、「文体練習」としてはやりがいがあります。
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【例2】「妻」という単語のバリエーションをたくさん考えてみましょう。
例:妻、相方、パートナー、連れ、家内、嫁、奥さん、ワイフ、ベイビー、ハニー etc...
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といった感じです。
こうした「文体のストレッチ」は空いた時間に遊び感覚でできることなので、ぜひやってみてください。仕事だけではなく、きっとプライベートでも役に立つはずです。
■参考図書
『現代口語演劇のために』著:平田オリザ
突然ですが、いまあなたの目の前にあるサイト(livedoorディレクターBlog)は、どんな要素で構成されていますでしょうか?
「テキスト」や「画像(写真やイラスト)」、ちょっと前のこのエントリでは「動画(と音声)」が使われています。さらに言えは、サイトの「テイスト」を伝達するために、「デザイン」が施されています。これらは全て、読者に情報を伝達するための要素です。
その中でも、最もメインとなる要素はやはり「テキスト」です。
今回は、「読者にわかりやすく自然に情報を伝える手段」としての「テキスト」について考えてみたいと思います。ただし、よく見られるような「適度に改行を入れましょう」、「機種依存文字には注意」、「ですますを統一しましょう」といったことではなく、見逃されがちな「文体」や「口調」についてです。
媒体からの告知やユーザーへの回答、バナーの文言に至るまで、ディレクター自らがテキストを起こす場面も多々あると思います。その際、自分が担当する媒体(や、クライアント)に合った文体で書けるかどうか、というのは大切なことだと思います。
例えば、スキンヘッドで見た目がイカツイ男性の地声が、思いのほか甲高いアニメ声だった場合(ex:安田大サーカスのクロちゃん)、最初に会った人はとても戸惑いますよね。
クロちゃんの場合はそれが芸風なので戦略として正解ですが、媒体におけるテキストの役目は、違和感なくわかりやすく情報を伝えることが第一です。なので、ユーザーが読んでも違和感がなく、自然に理解できる「その媒体がしゃべるべき言葉」があるはずです。
わたくしが担当している「livedoor グルメ」は、属性的にかなりプレーンで、ある特定の属性に偏っているわけではないので、表に出る文体もこれといった特徴を出す必要はありません。しかし、突然異動命令が下った場合などに備え、わたくしは時々、ストレッチの意味も込めて、次のような遊びをすることがあります。
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【例1】
あるサイト(○○○とする)が、オープン一周年記念で5名に現金一万円のプレゼントキャンペーンを実施するとします。その場合の文体のバリエーションを、(ちょっと極端に)考えてみましょう。
●プレーンバージョン
この度、○○○はオープン一周年を迎えることができました。
日頃の感謝の気持ちを込めて、抽選で5名の方に現金一万円が当たるキャンペーンを実施いたします。
みなさまぜひご参加ください。
●低年齢層女性がターゲットのサイトの場合
みんなのぉかげで○○○は1歳のバーズデーを迎えたょ

ァリガトウの気持ちをこめて
1万円
を5人のぉトモダチにプレゼントしちゃいます
ぃますぐ Check してネ

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上記の回答はちょっと極端ですが、考えるにあたっては次のようなことを意識しています。
・読者との立ち位置を「同じ」にするか、「やや下」にするか。
・「1」を漢字(一)にするか数字(1)にするか。
・「1周年」をどのように言い換えるか(バースデー、Anniversary など)。
・口語体をどの程度入れるのか。
・遊びの要素をどの程度入れるのか。
また、ひとつの単語をいろいろなバリエーションで言い換えてみるのも、「文体練習」としてはやりがいがあります。
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【例2】「妻」という単語のバリエーションをたくさん考えてみましょう。
例:妻、相方、パートナー、連れ、家内、嫁、奥さん、ワイフ、ベイビー、ハニー etc...
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といった感じです。
こうした「文体のストレッチ」は空いた時間に遊び感覚でできることなので、ぜひやってみてください。仕事だけではなく、きっとプライベートでも役に立つはずです。
■参考図書
『現代口語演劇のために』著:平田オリザ

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