こんにちは。「livedoor スポーツ」担当の川頭です。

本日のブログでは、「livedoor ニュース」や「livedoor スポーツ」の中でも、近年、弊社のオリジナル・コンテンツとして活躍している“独自記事(ニュース)配信サービス”をご紹介します。

ご存知の通り、現在「ニュース」や「スポーツ」では、大手新聞社をはじめ、通信社、専門サイトに芸能&スポーツ紙まで、様々なメディアから、各種記事の提供を受け、逐一配信しております。【一覧はコチラに】

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※画像は、スポーツの主な記事提供元です

記事の提供元企業には、一定の対価をお支払いしているものから、リンクの設置やその他の条件により掲載しているものまで多々ありますが、中には、自社で記事の配信ブランドを独自に設立し、ユーザの囲い込みや特定ジャンルへのアプローチ、クライアント企業のプロモーションに至るまで、それぞれの目的に応じて展開&運用しているコンテンツもあるのです。

例えば、(私が所属をするスポーツでは)「欧州通信」という、欧州サッカーに特化したニュース記事の独自配信ブランドを作り、運営しています。

海外スポーツでは、簡単な結果や現地で活躍する日本人選手の姿が、テレビや新聞でも報道のメインとなっていますが、コアな欧州サッカーファンにとっては、当然物足りない上、雑誌の販売も隔週、隔月と、日々リアルタイムに情報を得ることができていない現状、「欧州通信」は、日々現地の記事を大量に配信することで、欧州サッカーファン=新規ユーザの獲得から、そのユーザの囲い込み、さらには、他の同種サイトと比べ「livedoorスポーツは、海外スポーツに強い」という認知=ブランディングに成功した最初の一歩となった訳です。

しかしながら、お金を払って、記事を作成しているのであれば、それは数ある記事提供元とさして変わりませんよね。大事なことは、独自記事のコンテンツホルダーとして、その先にブランディングやビジネスモデルの確立を見据えたことでしょう。

それを実現したのが、「MMA PLANET」という“海外格闘技”の専門ニュースを扱う独自配信ブランドの設立です。

これは、上記の“欧州サッカー”ニュースに比べても、さらにニッチで専門的。なおかつ、個人のブログを除き、既存のメディアでも、ほとんど報道されることのない、未開拓と呼べるマーケットの一つでもありました。

そこに目を付けた我々は、数少ないこの分野で活躍する専門のライターさんと契約を結び、日々“海外格闘技”のニュースを展開することで、少ないながらもコアな一定シェアを奪うことに成功しました。

それだけではありません。既存のメディアで報道機会が少なかった理由に、該当記事を配信したくても、配信する術がない、書き手がいない、という問題もあったのですが、この「MMA PLANET」は、そんな既存メディアのニーズも満たし、今夏よりスポーツサイトの最大手「スポーツナビ」へ、記事の提供を開始するに至りました。

これまでは、記事の提供を受ける側だったのが、今度はこちらが記事を提供する側になったという訳ですね。また、「競合に記事を提供してどうすんの?」と考える方がいるかも知れませんが、それも違います。以下にメリットを書き出してみました。

■独自配信ブランドの認知度向上による新たな引き合いと、展開の拡大

スポーツナビの閲覧数は、livedoorスポーツのおおよそ5〜10倍。こうした大手サイトに、弊社の記事が掲載されることによって、「MMA PLANET」という独自配信ブランドの認知度向上は計り知れず、事実、さっそく他の大手スポーツ紙が運営するスポーツサイトから、「MMA PLANET」の配信を希望する新たな引き合いを頂きました。

■コストの回収

「MMA PLANET」を運営するにあたり、何名かのライターさんと契約をしておりますが、当然、対価をお支払いしています。しかし、こうした外部へ有償記事配信が実現し、提供先から対価を受けることで、コストの吸収はもちろん、売上になっていく訳です。

■コンテンツの充実

売上が上がれば、更なる投資も可能になります。例えば、新規ライターさんと契約したり、取材費を今まで以上に投入する、別立てて宣伝なんかもできるでしょう。

■進化するサイクル

これにより、「MMA PLANET」はどうなっていくのでしょうか?
他社に提供していることで、売上が上がり、ライターさんへ支払うコストを補えるばかりか、記事は充実の一途を辿り、ユーザ(ファン)は喜ぶ。サービスの知名度も上がり、記事の配信を希望する新たな引き合いも生まれる。

なりより、記事はライターさんの手によって自動的にアップが成され、その記事が提供先へと自動的に配信されるのですから、結果的には、こちらが何もせずとも、自社サイトのサービスレベルに加え、認知も売上も勝手に上がるというスキームが生まれてくるのです。

どうですか?面白いでしょ?

この他にも、最近では、「キン肉マンの生誕29(=ニク)周年」の記念プロモーションの一環として、世に大勢埋もれているであろう、かつてのキン肉マンフリーク達を呼び戻す、キン肉マン専門ニュース配信=29マガジンというものを実施しました。

「キン肉マン」という複数社が関わる複雑なライツの関係上、遊び心のある柔軟で砕けた企画の実現は難しいとされていた現状、この独自記事配信では、「記事の中で遊ぶ」というかたちで、そのジレンマを解消。これがクライアント企業はもちろん、ファンの方にとっても好評だったのです。

肝心なことは、こうしたニッチの先にあるニーズやマーケットの現状を、しっかり把握しておくことでしょう。「足りないモノ(コンテンツ)は、自分達で作ってしまおう」。必要とされているのは、何も企画や技術ばかりではありません。真っ先にシェアを奪えるようなスピードと行動力。

ライブドアでは、そんな嗅覚に優れ、熱意や行動力のある人材を募集しています。