トップページのディレクターを担当しておりますデイリー4コマ編集部の中の人でもある松浦です。

月間ユニークユーザ1900万人を超える livedoor のトップページをクライアントのカラーで染め上げる、という「トップジャック」なる商品企画を2007年10月から2008年9月にかけて12回行いました(現在も展開中です / 興味をお持ちの方は広告掲載のお問い合わせまで)。おかげさまで従来の広告とは比べものにならない高CTRをたたき出すことができています。

ここで弊社媒体資料14ページにあります20世紀フォックス映画様の案件「ジャンパー」の例を公開します。


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もちろん素材の力によるところは大きいですが、ただリッチな広告を出すだけではユーザーの興味を引くことはできませんし、かつ「見られるだけ」で終わってしまいます。ウェブにおける広告は、たとえ動的なリッチ広告であっても、クリックされてなんぼ、なのです。

トップジャックのクリエイティブのように、”限られた時間内でユーザーに興味を沸かせてクリックさせるクリエイティブ”のディレクションする上で基本と思っている点が3つあります。

つかみが大事
当たり前ですが、ユーザーに「なにかな?」と思わせることが大事です。最初のつかみがしっかりしてないと、たとえユーザーが見たとしてもクリックまでに興味を向かせることはできません。

視点の誘導
エリアがたとえ広くても、ユーザーが認識している範囲というのは小さいです。クリエイティブ上での動きで視点があっちこっちに行かないように、スムーズに視点の移動ができるかどうかを確認します。

伝えたいことは最後に強調し、ユーザーに判断を委ねる
ユーザーに次のアクションを起こさせるように、必ず最後に”決め”を入れます。余韻その他は必要ありません。CTR が100%になることはありえないからこそ、きちんとユーザーに次のアクションをさせるだけの余裕を持たせることが肝心です。

よいクリエイティブを作るには、よいデザイナーがいれば、と言ってしまうと身も蓋もありませんが、そのデザイナーのセンスを最大限に発揮してもらう場を作ることも、このようなディレクションをする上では大事なことです。ライブドアでは結果にまつわる導線を言語化できるディレクターを心待ちにしております。