はじめまして。「livedoorグルメ」担当の澤田です。7月よりライブドアに入社しました。よろしくお願いします。

現在私は、「livedoorグルメ」の「グルメブログ」というコーナーをメインで担当しています。「グルメブログ」とは、グルメ記事を中心に書かれたブログを登録し、それらをまとめて紹介しているコーナーです。

この企画の特徴は、とにかく手当たり次第にブログを掲載するのではなく、スタッフが探し出したブロガーに掲載を打診したり、掲載申請があったブログに対しては、その内容が掲載に値するかをスタッフが全て審査して掲載しているというところにあります。

ひと手間かけて情報の質を担保する


ライブドアもそうですが、近年のネットサービスの多くがなるべくシステムを自動化させることで業務を効率的に進められるようにしています。しかし、「グルメブログ」は読者に有益なグルメ情報を提供できる場、また参加しているブロガーの方たちには、登録することのプレミアム感を提供できる場を目指したコーナーであるため、現在の業務の中であえて人力で対応している作業があります。

具体的には以下のような作業を人力で行っています。
  • 参加申請があったブログを目視でチェックし、登録の可否を判断する。
  • 多数のブログを見てまわり、優れていると思えるブロガーを直接スカウトする。
  • 登録しているブログの性質や更新状況などを、こまめに確認して管理する。
  • ブログを記事の内容や更新状況から、デイリーピックアップに掲載する情報を選定する。
  • 更新が停滞しているブロガーに更新を呼びかける。

システムにできることとできないこと


メディアを運営していく上で、システムで自動化するところと人力で進めるところは、そのメディアをどうしていきたいかによって判断する必要があります。

「グルメブログ」を運営する上で、わざわざ人の手をかける意味合いというのは、「媒体趣旨に合うブログを探し出して交渉する」「申請がきたブログが媒体趣旨に合っているかどうかを判断する」「参加したブロガーをケアする」というところが、どうしてもシステムではできないことだからです。

ここで自動化と人力のメリット・デメリットを比較してみましょう。

自動化のメリット・デメリット

自動化のメリット・デメリット

人力のメリット・デメリット

人力のメリット・デメリット

こうして比較すると、システムと人間が相互に補完し合っている構図がわかりますね。

「人対人」の心情的なやりとりで丁寧な運営を


自動化して効率化できる部分と、人でしかできない部分をよく見極めていかないと、メディアを上手く育てていくことはできません。

例えば、「グルメブログ」を運営する際に効率化を優先し過ぎるあまり、ロボットが収集したブログのデータを機械的に登録したり、ユーザーとのやりとりを全て共通のメールテンプレートだけにしてしまったりしたらどうでしょうか。

人力で行うことのメリットは、人対人の心情的なやりとりや、柔軟なイレギュラー対応であって、そこをシステム任せにしてしまうと、ユーザーの支持を得られなくなるかもしれません。特に「livedoor グルメ」のような「CGM」といわれるユーザー参加型のメディアは、ユーザーと運営側のコミュニケーションが重要になります。

「グルメブログ」は始まったばかりの企画なので、システムで効率的に運用する部分と、多少手間がかかっても人の手をかけて丁寧な対応を心がける部分を冷静に判断して運営しています。

「まずは効率化!」の前に、「人の手をかけるべき部分はどこなのか」を一度立ち止まって考えるだけで、その後の運営にも大きく影響しそうですね。

ライブドアでは手間隙かけてユーザーと向き合えるディレクターを募集しています。