婚活サイト「youbride (ユーブライド)」を担当している小野です。
youbride は、2月に UI 改善やデザインを全面入れ替える大規模なリニューアルを実施しました。このプロジェクトは昨年夏頃より始動していたのですが、メインイメージの写真撮影から手がけるなど、ウェブデザインの枠を越え試行錯誤の中進めた部分もありました。
そしてリニューアルから約 2 ヶ月が経ち、当初の目的であった利用促進や女性会員の増加という嬉しい結果が実際に現れてきています。
一般的にサイトの機能や利便性が、利用促進に繋がると思われることが多いように思います。しかしこの結果を見ていると、デザインによりユーザーに与えられるイメージやユーザーがサイトを利用しながら感じる印象が、サイトの利用促進に繋がることがわかり、デザインの重要性を実感しています。
そこで今回は、youbride のリニューアルを振り返りながら、利用促進などディレクターがサイトを運用する上で抱える課題を、デザインにより解決するためのポイントをまとめてみようと思います。
まずはサイトが抱えている課題を抽出してまとめてみます。課題はサービス内容によって「UU が伸びない」「売り上げが伸びない」などさまざまだと思います。youbride がリニューアルで解決したかった課題は「業界 (インターネットを利用した結婚紹介サービス) のネガティブイメージ」と「女性会員比率が少ないこと」でした。
きっかけは何であろうと、出会った二人が超ハッピーなら結果オーライだと感じます。インターネットを活用すれば、今の生活で巡り合えない人に出会うチャンスが増えるので「異性と出会う機会がない、出会う時間がない」と悩む人にとっては、有効な方法です。少し話が脱線してしまいましたが、社会的にもたれているネガティブなイメージを緩和し、このようなポジティブなイメージをユーザーに伝えたいと思っていました。
そこで先ほどまとめた課題から「誰に対してどういうメッセージを伝えたいか」ということを考えてみます。youbride の場合は、婚活中の人(特に女性)に、ネット婚活をすることがポジティブであり、ハッピーである (幸せになったもの勝ち) ということをメッセージとして伝えたいと思いました。
そこでデザインイメージのキーワードは「女性」「ポジティブ」「ハッピー」としました。さらに「安心」「楽しい」というイメージも要所で加えてもらうよう担当デザイナーにお願いしました。
このように論理的にイメージを言語化することで、メッセージに一貫性のあるブレのないデザインに近づけると思います。
今回のリニューアルで使用したトップページのメイン写真は、このイメージに合わせて撮影したオリジナルのものです。
実際の撮影はもちろんプロに任せましたが、写真のイメージにかかわるところでは、出演モデルから衣装選び、写真の構図、モデルの表情まで、メッセージがブレずに伝わっているかという点で妥協せずに決めていきました。外注したプロダクションの担当者やカメラマン、モデルの方もこちら側のこだわりにとことん付き合ってくださり、今の写真が撮影できました。
また女性が好むデザインにする上で、イラストを多用しました。女性寄りのデザインテイストにすることには、既存ユーザーの 7 割が男性であるため、ユーザー離れがおきるのではないかという懸念もありました。そこで事前に周りの男性にヒアリングしたところ、男性は多少女性よりなデザインでも気にしないという意見が多かったため、女性寄りのテイストで進めることにしました。ただゴテゴテなものは避け、シンプルにするように心がけました。
そして出来上がったデザインが下記になります。
ライブドアではユーザーのために課題を見つけ解決していくことにやりがいを感じるディレクターを募集しています。
youbride は、2月に UI 改善やデザインを全面入れ替える大規模なリニューアルを実施しました。このプロジェクトは昨年夏頃より始動していたのですが、メインイメージの写真撮影から手がけるなど、ウェブデザインの枠を越え試行錯誤の中進めた部分もありました。
そしてリニューアルから約 2 ヶ月が経ち、当初の目的であった利用促進や女性会員の増加という嬉しい結果が実際に現れてきています。
一般的にサイトの機能や利便性が、利用促進に繋がると思われることが多いように思います。しかしこの結果を見ていると、デザインによりユーザーに与えられるイメージやユーザーがサイトを利用しながら感じる印象が、サイトの利用促進に繋がることがわかり、デザインの重要性を実感しています。
そこで今回は、youbride のリニューアルを振り返りながら、利用促進などディレクターがサイトを運用する上で抱える課題を、デザインにより解決するためのポイントをまとめてみようと思います。
リニューアルで解決したい課題は?
まずはサイトが抱えている課題を抽出してまとめてみます。課題はサービス内容によって「UU が伸びない」「売り上げが伸びない」などさまざまだと思います。youbride がリニューアルで解決したかった課題は「業界 (インターネットを利用した結婚紹介サービス) のネガティブイメージ」と「女性会員比率が少ないこと」でした。
課題1: 業界のネガティブイメージ
婚活サイトを利用した結婚詐欺などのニュースの影響もあり、インターネット上で結婚相手を探すことに対して抵抗感をもつ方も少なくありません。しかし youbride のユーザーが、パートナーを見つけて退会するときに送ってくださるメッセージは喜びに満ちていて、読むたびにいつも「幸せになったもの勝ち」という言葉が思い浮かびます。きっかけは何であろうと、出会った二人が超ハッピーなら結果オーライだと感じます。インターネットを活用すれば、今の生活で巡り合えない人に出会うチャンスが増えるので「異性と出会う機会がない、出会う時間がない」と悩む人にとっては、有効な方法です。少し話が脱線してしまいましたが、社会的にもたれているネガティブなイメージを緩和し、このようなポジティブなイメージをユーザーに伝えたいと思っていました。
課題2: 女性会員比率が少ない
youbride 会員の男女比率は、男性 7: 女性 3。結婚は 1 人対 1 人でするものですから、男女比率を 5:5 に近づけていくためにも、女性会員を増やすことが課題にありました。伝えたいメッセージは?
サイトのデザインを作るとき、イメージを言語化してデザイナーに伝える作業が必要です。このとき“なんとなく”の感覚でイメージを言葉にすると、ページが多岐に渡りボリュームが大きかったり、時間的に長い作業期間を要するリニューアルの場合、イメージがだんだんとブレてきてしまいがちです。そこで先ほどまとめた課題から「誰に対してどういうメッセージを伝えたいか」ということを考えてみます。youbride の場合は、婚活中の人(特に女性)に、ネット婚活をすることがポジティブであり、ハッピーである (幸せになったもの勝ち) ということをメッセージとして伝えたいと思いました。
そこでデザインイメージのキーワードは「女性」「ポジティブ」「ハッピー」としました。さらに「安心」「楽しい」というイメージも要所で加えてもらうよう担当デザイナーにお願いしました。
このように論理的にイメージを言語化することで、メッセージに一貫性のあるブレのないデザインに近づけると思います。
イメージに合わせた演出をプラス
今回のリニューアルで使用したトップページのメイン写真は、このイメージに合わせて撮影したオリジナルのものです。
実際の撮影はもちろんプロに任せましたが、写真のイメージにかかわるところでは、出演モデルから衣装選び、写真の構図、モデルの表情まで、メッセージがブレずに伝わっているかという点で妥協せずに決めていきました。外注したプロダクションの担当者やカメラマン、モデルの方もこちら側のこだわりにとことん付き合ってくださり、今の写真が撮影できました。
また女性が好むデザインにする上で、イラストを多用しました。女性寄りのデザインテイストにすることには、既存ユーザーの 7 割が男性であるため、ユーザー離れがおきるのではないかという懸念もありました。そこで事前に周りの男性にヒアリングしたところ、男性は多少女性よりなデザインでも気にしないという意見が多かったため、女性寄りのテイストで進めることにしました。ただゴテゴテなものは避け、シンプルにするように心がけました。
そして出来上がったデザインが下記になります。
反省とまとめ
言語化したイメージはドキュメントにまとめておく
デザインイメージを言語化したものやメッセージは、どこかにまとめて関係者で共有できるようにしておくのが良いと思います。今回のリニューアルでは、作業を進める中で口頭で関係者へ伝えていました。そのため始めのうちは、認識のズレによるロスも出やすく、最初の段階からドキュメントなどにまとめて共有しておくと、よりスムーズに進められたのではないかと感じています。特にかかわるメンバーの数が多いときには、これは有効ではないかと思います。メッセージの押し付けになっていないか注意
伝えたいメッセージが、一方的にユーザーに押し付ける内容になるという落とし穴には注意が必要です。ユーザーにとって本当に価値のある内容になっているのか気をつけながらメッセージやキーワードを固めていくのが良いと思います。最後に
課題の内容によってはデザインだけでは解決できず、システム側のリニューアルが必要であったりもします。ただ「使い勝手が悪い」「サービス内容がわかりにくい」など、デザインでフォローできる場合も多く、バランスよく施策を取り入れていくことが重要だと思います。また課題からデザインイメージを論理的に考えることは、デザインだけでなく運用フェーズでも有効です。サイトがユーザーに伝えるメッセージに一貫性をもたせると、わかりやすく信頼されるサービスになっていくと思います。ライブドアではユーザーのために課題を見つけ解決していくことにやりがいを感じるディレクターを募集しています。





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