こんにちは。ライブドアの薮田(yabucccchi)です。広告企画や自社媒体のプロモーション企画なんかをやってます。
Web サービスの担当者というと制作することに集中しがちですが、作るだけではサービスを使ってもらうことはできません。リリース前・リリース時・リリース後にどのようにプロモーションしていくのかを計画する必要があります。
今回は私たちがサービスやプロジェクトを進めるにあたって、どのようにプロモーションの計画をたてているのかをご紹介します。また本文の最後に私が使っているプロモーション計画表のテンプレートを参考までに Open&Share させていただきます。
実際に表を見ながら以下の 5 つの項目を考えていくと分かりやすいかと思います。
まず、自分たちのサービスの Vision や Who・What を分析します。そのサービスは誰のためのもので何のためのものなのか。そのサービスが流行ることによって世の中にもたらすことはなんなのか。サービスを改めて知ることで、今後の方針やターゲットに伝えたいメッセージを明確にすることができます。
■分析する上でのポイント
1 年を通して世間では何が行われるかを知り、自分たちのサービスに関係しそうなイベントがあれば連動した企画をしましょう。また、毎年行われるイベントはもちろんですが、今年のみ行われるイベント (記念祭等) も抑えておきましょう。
さらに自分たちの業界のみのイベントやステークホルダーに関わるイベントを抑えておくと企画をする上でよいヒントが得られるかもしれません。
■整理する上でのポイント
今後の機能追加やイベントへの参加予定を整理しましょう。そうすることで大きな事柄のみ書き出しがちですが、なるべく細かい予定まで書き込みましょう。他の人が表を見たときに意外なアイデアが生まれるかもしれません。
また、昨年行ったことも必ず書き出しましょう。イベントなどへの出展の場合、今年はどうするのかを見直したり、出展するのであれば昨年より念入りに準備することができます。
■整理する上でのポイント
上記の 3 点が整理できたら後は具体的にスケジュールを組んでいきます。案件ごとにターゲットが細かくなる場合もあるので、そのときは分解してプロジェクトを組みましょう。切り口は様々ですが、参考までに私たちの切り口をご紹介します。
■プロモーション方法を整理するうえでの切り口
最後に必ず行わないといけないのが、どのような成果を目標としているの、ゴールはどこなのかを明確にすることです。4 で書いたプロジェクトごとの予算や目標などを設定しましょう。目標や結果は定性的でも定量的でもどちらでもかまいません。
■プロジェクトの結果を明確にする設定項目
さて、せっかくなので私が使っている計画表を元にあなたのプロモーションスケジュールを立ててみてください。ほとんど空白なのですが、一部参考までに埋めているところがありますのでみなさまのヒントになればと思います。
⇒スケジュール計画表テンプレートをダウンロード
このスケジュール表は自分たちの進行管理をする上でとても重宝します。また、複数のサービスを持っている会社であれば、他サービスの担当者とこの表を共有することで、「私達もこの企画相乗りしたい!」「この企画だったらうちのサービスでも紹介するといいよ」等、新しいプロモーションアイデアが生まれてくる可能性があります。
自分たちで書いたあとは必ず社内で共有することをおすすめします。プロモーションの企画やスケジュール作成でお困りの方は、ぜひお試しください。
Web サービスの担当者というと制作することに集中しがちですが、作るだけではサービスを使ってもらうことはできません。リリース前・リリース時・リリース後にどのようにプロモーションしていくのかを計画する必要があります。
今回は私たちがサービスやプロジェクトを進めるにあたって、どのようにプロモーションの計画をたてているのかをご紹介します。また本文の最後に私が使っているプロモーション計画表のテンプレートを参考までに Open&Share させていただきます。
実際に表を見ながら以下の 5 つの項目を考えていくと分かりやすいかと思います。
1. サービスのことを分析し目的やターゲットを明確にする
まず、自分たちのサービスの Vision や Who・What を分析します。そのサービスは誰のためのもので何のためのものなのか。そのサービスが流行ることによって世の中にもたらすことはなんなのか。サービスを改めて知ることで、今後の方針やターゲットに伝えたいメッセージを明確にすることができます。
■分析する上でのポイント
- ビジョンは何か?
- ターゲットは誰でそれは何のためのものなのか?
- 競合はどこか?
- 基本的な方針は何か?
2. 世間一般で行われる季節イベントを整理する
1 年を通して世間では何が行われるかを知り、自分たちのサービスに関係しそうなイベントがあれば連動した企画をしましょう。また、毎年行われるイベントはもちろんですが、今年のみ行われるイベント (記念祭等) も抑えておきましょう。
さらに自分たちの業界のみのイベントやステークホルダーに関わるイベントを抑えておくと企画をする上でよいヒントが得られるかもしれません。
■整理する上でのポイント
- 世間の 1 年の行事を知る。
- 今年ならではのイベントを知る。
- 自分たちに関係するイベントを知る。
3. 節目や機能追加等のリリースに使えそうな日を整理する
今後の機能追加やイベントへの参加予定を整理しましょう。そうすることで大きな事柄のみ書き出しがちですが、なるべく細かい予定まで書き込みましょう。他の人が表を見たときに意外なアイデアが生まれるかもしれません。
また、昨年行ったことも必ず書き出しましょう。イベントなどへの出展の場合、今年はどうするのかを見直したり、出展するのであれば昨年より念入りに準備することができます。
■整理する上でのポイント
- 今年の自分たちの予定を整理する。
- 昨年の自分たちの行ったことを整理する。
4. プロモーション方法を落とし込む
上記の 3 点が整理できたら後は具体的にスケジュールを組んでいきます。案件ごとにターゲットが細かくなる場合もあるので、そのときは分解してプロジェクトを組みましょう。切り口は様々ですが、参考までに私たちの切り口をご紹介します。
■プロモーション方法を整理するうえでの切り口
- プロモーションのプロジェクト名。
- 手段・媒体。
- 担当者。
- 他のサービスとの連携があるかないか。
- 「企画→制作→リリース→運用→終了」等の大幅なスケジュール。
5. パフォーマンスを予測する
最後に必ず行わないといけないのが、どのような成果を目標としているの、ゴールはどこなのかを明確にすることです。4 で書いたプロジェクトごとの予算や目標などを設定しましょう。目標や結果は定性的でも定量的でもどちらでもかまいません。
■プロジェクトの結果を明確にする設定項目
- 投入金額。
- 成果目標。
- 期待値。
- ゴール。
さぁスケジュール計画表を作ってみよう
さて、せっかくなので私が使っている計画表を元にあなたのプロモーションスケジュールを立ててみてください。ほとんど空白なのですが、一部参考までに埋めているところがありますのでみなさまのヒントになればと思います。
⇒スケジュール計画表テンプレートをダウンロード
このスケジュール表は自分たちの進行管理をする上でとても重宝します。また、複数のサービスを持っている会社であれば、他サービスの担当者とこの表を共有することで、「私達もこの企画相乗りしたい!」「この企画だったらうちのサービスでも紹介するといいよ」等、新しいプロモーションアイデアが生まれてくる可能性があります。
自分たちで書いたあとは必ず社内で共有することをおすすめします。プロモーションの企画やスケジュール作成でお困りの方は、ぜひお試しください。
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