モバイル事業を担当している小島です。

こちらでご紹介にあずかりましたトピックスの運用に携わっております。今回は、トピックスの運用体制について紹介させていただきます。

その前に……モバイルでニュースが見られる時間帯の波を紹介します。

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このグラフを見ていただければお分かりの通り、

  • 8時-9時 通学・通勤の時間帯
  • 12時-13時 昼休み、ランチタイム
  • 20時-24時 寝る前? だんだんゆるやかにPVが上昇する

という流れがお分かりいただけると思います。
ピークタイムよりもピークタイム前の数十分間のほうが忙しいです。というのも、下記のような準備があるためです。

  • ストックしておいた記事の中から、重要そうな記事をTOP面に集結させる
  • 上記のニュースにひもづいた関連ニュースを整備する

ピークタイムには微調整をしつつ、ピーク過ぎに使う記事を収集しなおします。というのも、ピークタイムを過ぎると、載せた記事のPVは急落しはじめるからです。「ニュースサイトである」という点からも、ピーク過ぎの時間帯は掲載する記事内容をリフレッシュするようにしています。朝番・昼番・夜番が交代するのもこのタイミングです。

その際、記事の選別もそうですが、選別した記事につける見出しも運用側の悩みの種です。そこで、運用のクオリティを一定レベルに保つため、「トピックス運用マニュアル」を作成し、運用上の共有事項を統一しております。内容については、実情を反映して定期的に見直しを行っています。

「トピックス運用マニュアル」では、記事の見出しをつける際のレギュレーションを以下のように定めています。

記事見出し 3つの基準
a. 中身を正確に反映しているか(見出しは記事の内容に忠実か)
→重傷の人しかいない事故を、憶測や勘違いで死亡事故と表記するのはNG

b. 表記に違和感はないか・誤解を与えないか
→漢字やカタカナばかり、意味が複数ある単語の扱いは適切か

c. 読んだ人の興味を喚起するか
→上記の要項を守りつつ、注目される見出しか

この中で「a. 中身を正確に反映しているか」「c. 読んだ人の興味を喚起するか」は、時として両極端な概念になります。
昨年、「婚活詐欺」を行った容疑で逮捕された女性がいましたが、彼女の周りで不審死が相次いでいるからといってセンセーショナリズムに走るあまり「婚活殺人」と見出しに書いてしまうのは「c. 読んだ人の興味を喚起するか」を満たしていても「a. 中身を正確に反映しているか」から見て間違いです。

上記の概念はトピックス運用に携わったことのない人でもルールとして想像がつきやすいのではないでしょうか。意外に頭を悩ませるのは、「b. 表記に違和感はないか・誤解を与えないか」という項目です。実際、マニュアルを作る際前に、担当者以外のスタッフに見出しをつけてもらった中で出た解答例を紹介します。

"不運"続くNEWS「扱いがぞんざいですね」加藤成亮の発言もなぜか削除され......

極端な例としては、上記の記事の見出しに「扱いがぞんざいなNEWSは」としてしまうのは、「最新の情報や出来事の報道」をあらわす一般名詞と区別がつきにくいのでlivedoorのトピックスの見出しとしては不適切です。

この場合、メンバー名も一緒に出すなどして、ジャニーズのグループである「NEWS」ということを分かりやすく見出しを付けるよう指導しています(例:NEWS加藤の発言が謎の削除 or NEWS加藤"扱いがぞんざい"

このような試行錯誤の末にできた「トピックス運用マニュアル」ですが、「何故マニュアルで定まっているか」を考えた上で運用の変更が行われています。たとえば「ブログ」という単語の表記を、「Wikipedia」「mixi」などのように元のものに忠実な表記にしていたのですが、「デスブログ」「オフィシャルブログ」といった単語の広がり具合を考慮して、カタカナの「ブログ」表記に改めました。

日々のこまめな運用で、サービスの改善とユーザビリティの最適化を実現しております。

ライブドアでは、レギュレーションを応用できるディレクターを募集しています。