BLOGOS (ブロゴス) を担当している石津です。
BLOGOSでは定期的に「対談番組」を企画し、USTREAMで放送を行わせていただいているのですが、今回はその対談などで使用している放送機材を紹介させていただきます。
※過去の放送
なお、映像のプロの方々が使用する機材を購入すれば、高画質・高音質の映像配信は可能ですが、BLOGOS(livedoor)は映像配信サイトではないため、高価な機材を揃えるというよりは、安価な機材でも映像や音声配信に一定以上のクオリティを保てるものを基準に選択しています。
まず、こちらのカメラですが、同メーカーより「HDD」タイプの上位機種が販売しており、画質も「HDD」タイプの方が上です。それでも「DVテープ」タイプの「HDR-HC9」を使用しているのは下記の3点の理由があります。
ちなみに「HDD」タイプは上記のことが出来るのか?という疑問があると思いますが、「HDD」タイプはビデオカメラ側のUSBのポートが録画した映像のみをPC側に送る仕様になっておりますので、リアルタイムに中継ができません。
ただし、「映像音声 入出力端子」などで「ビデオミキサー等」などで一度取り込んで、パソコン側に送る事は出来ると思いますので、興味のある方は試してみてください。
こちらは説明は不要かと思いますが、ビデオカメラに装着することで、カメラの焦点距離より広角に映像が撮れるレンズです。狭い室内などには必需品になります。
マイクも色々種類があり、BLOGOSでも、
audio-technica MB1k/c (卓上タイプ)
audio-technica AT9820X (卓上タイプ)
audio-technica AT9920 (集音タイプ)
も持っていますが、下記の理由により、「AT805F (ピンマイク)」を使用するケースがほとんどです。
また、注意点としましては、胸元に付けているため、マイクに手や衣類がこすれたり、咳払いしたときに、かなりの音量でノイズとして音声を拾ってしまうことがあります。
これらの点を考慮しつつ、状況によりマイクの音声を切ったり、マイクを付ける位置などを気にしていれば、かなり良い音質での放送が可能になります。
「AT-PMX5P」は最大マイクからの音声を取り込めるポートが4ポートあり、主演者が複数人出演する時に使用します。声が小さい人、大きな人など、出演者により音量・音質は様々ですので、この機材で各出演者の音声を調整しています。
ちなみに上記の「マイク」項目で部分で書いた「状況によりマイクの音声を切ったり……」は、この機材で対応しています。
Roland UA-4FX
こちらの機材は、マイクなどで拾ってしまう低音・高音のノイズをある程度カットしてくれます。また、アナログな音声をデジタルに変換し、USB経由で音声をパソコン側に送ることも可能です。
「AT805F(ピンマイク)」→「AT-PMX5P」に接続をする際、ピンマイクのケーブルは1.5mしかないため、音声の延長ケーブルが必要です。予算に余裕があれば、ワイヤレスなども購入してみたいと思いますが……。
audio-technica GOLDLINK Fine ピン×2-ステレオミニ
「AT-PMX5P」→「UA-4FX」に接続をする時に「AT-PMX5P」の「LR(赤白)」アウトライン部分から「UA-4FX」のマイク入力部分への接続の時に使用します。
「AT-PMX5P」や「UA-4FX」での音声確認をするときに必要になります。
部屋が暗いときに、照明の補助として使用します。
こちらは100均で販売されている物でもなんでも構いません。放送中に出演者に向けてカンペとして使用してます。
以上がBLOGOSの放送で使用している機材になります。
最後に気になる機材購入のお値段ですが、出演者4人想定・Amazon価格で集計しますと下記の費用感になります。
1台数十万ほど掛かるプロの放送機材と比べると、かなり価格は抑えている方ではないでしょうか。個人で放送をするのならWebカメラだけでも問題はありませんが、USTREAMを使用して、ある程度のクオリティで放送をしたい方は、参考にしていただけると幸いです。
BLOGOSでは定期的に「対談番組」を企画し、USTREAMで放送を行わせていただいているのですが、今回はその対談などで使用している放送機材を紹介させていただきます。
※過去の放送
なお、映像のプロの方々が使用する機材を購入すれば、高画質・高音質の映像配信は可能ですが、BLOGOS(livedoor)は映像配信サイトではないため、高価な機材を揃えるというよりは、安価な機材でも映像や音声配信に一定以上のクオリティを保てるものを基準に選択しています。
映像
◆ビデオカメラ
SONY HDR-HC9まず、こちらのカメラですが、同メーカーより「HDD」タイプの上位機種が販売しており、画質も「HDD」タイプの方が上です。それでも「DVテープ」タイプの「HDR-HC9」を使用しているのは下記の3点の理由があります。
- ビデオカメラで写している (録画の状態でなくても) 映像をリアルタイルにパソコン側へ送れる
- 上記で映像をパソコン側へ情報を送っている時にもDVテープに録画が出来る
- ビデオカメラ→パソコンへの接続方法はIEEE 1394 (FireWire、i.LINK) のケーブル1本だけで映像+音声を送る事ができる
ちなみに「HDD」タイプは上記のことが出来るのか?という疑問があると思いますが、「HDD」タイプはビデオカメラ側のUSBのポートが録画した映像のみをPC側に送る仕様になっておりますので、リアルタイムに中継ができません。
ただし、「映像音声 入出力端子」などで「ビデオミキサー等」などで一度取り込んで、パソコン側に送る事は出来ると思いますので、興味のある方は試してみてください。
◆ワイドコンバージョンレンズ
RAYNOX(吉田産業) QC-505Mこちらは説明は不要かと思いますが、ビデオカメラに装着することで、カメラの焦点距離より広角に映像が撮れるレンズです。狭い室内などには必需品になります。
音声
◆マイク
audio-technica AT805Fマイクも色々種類があり、BLOGOSでも、
audio-technica MB1k/c (卓上タイプ)
audio-technica AT9820X (卓上タイプ)
audio-technica AT9920 (集音タイプ)
も持っていますが、下記の理由により、「AT805F (ピンマイク)」を使用するケースがほとんどです。
- 出演者の発言をクリアに拾える
- 映像にしたときにマイクなどの機材が写り込まないので映像上スッキリしている
また、注意点としましては、胸元に付けているため、マイクに手や衣類がこすれたり、咳払いしたときに、かなりの音量でノイズとして音声を拾ってしまうことがあります。
これらの点を考慮しつつ、状況によりマイクの音声を切ったり、マイクを付ける位置などを気にしていれば、かなり良い音質での放送が可能になります。
◆ミキサー
audio-technica AT-PMX5P「AT-PMX5P」は最大マイクからの音声を取り込めるポートが4ポートあり、主演者が複数人出演する時に使用します。声が小さい人、大きな人など、出演者により音量・音質は様々ですので、この機材で各出演者の音声を調整しています。
ちなみに上記の「マイク」項目で部分で書いた「状況によりマイクの音声を切ったり……」は、この機材で対応しています。
Roland UA-4FX
こちらの機材は、マイクなどで拾ってしまう低音・高音のノイズをある程度カットしてくれます。また、アナログな音声をデジタルに変換し、USB経由で音声をパソコン側に送ることも可能です。
その他 (ケーブル・ヘッドホン・照明・ホワイトボード)
◆ケーブル類
audio-technica audio-technica GOLDLINK Fine ステレオミニ(オス-メス)「AT805F(ピンマイク)」→「AT-PMX5P」に接続をする際、ピンマイクのケーブルは1.5mしかないため、音声の延長ケーブルが必要です。予算に余裕があれば、ワイヤレスなども購入してみたいと思いますが……。
audio-technica GOLDLINK Fine ピン×2-ステレオミニ
「AT-PMX5P」→「UA-4FX」に接続をする時に「AT-PMX5P」の「LR(赤白)」アウトライン部分から「UA-4FX」のマイク入力部分への接続の時に使用します。
◆ヘッドフォン
audio-technica ダイナミックヘッドホン ATH-M2Z SV「AT-PMX5P」や「UA-4FX」での音声確認をするときに必要になります。
◆照明
LPL 撮影照明 ホームスタジオバンクセットHL-10KB L18884部屋が暗いときに、照明の補助として使用します。
◆ホワイトボード
パイロット ホワイトボード M WBH-42-Lこちらは100均で販売されている物でもなんでも構いません。放送中に出演者に向けてカンペとして使用してます。
以上がBLOGOSの放送で使用している機材になります。
結局、費用はいくら掛かっているのか
最後に気になる機材購入のお値段ですが、出演者4人想定・Amazon価格で集計しますと下記の費用感になります。
1台数十万ほど掛かるプロの放送機材と比べると、かなり価格は抑えている方ではないでしょうか。個人で放送をするのならWebカメラだけでも問題はありませんが、USTREAMを使用して、ある程度のクオリティで放送をしたい方は、参考にしていただけると幸いです。
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