こんにちは、ライブドアのコミュニティーサービスグループでセールスプロモーションを担当している大竹です。
今回は現場で実践してきたコミュニケーションとアイデアの想起を活発に行うための取り組みについてお話しします。本題に入る前にこれを始めるまでに至った経緯を簡単にご説明します。
私の担当するコミュニティサービスグループはプロモーションが売上に大きく影響を与えるため、多額の予算を扱うセールスプロモーション専門のチームで出稿・運用しています。
ただ、実際はサービス全体を構築する運用ディレクターと密に連携し、サービスの方向性を確認しながら内容を決定していく必要がありますので、プロモーションに関するブレストや施策会議を何回か行ったのですが、いまひとつ盛り上がりませんでした……。

運用ディレクターは定例会議で基本的な出稿状況や登録状況の報告は共有されていても、日常的にプロモーションのことを考えているわけではありません。重要な事とはわかっていても、良いアイデアを想起できるような準備ができていなかったのです。
そもそも専門のチームとは、持っているプロモーション知識や、普段意識的にインプットしている情報の量が違います。いきなり、「さぁ!効果的な施策をドンドン想起してください」といっても無茶というものです。
とはいえサービス・売上の向上に燃える運用ディレクターは経験的に集めた様々なアイデアの原石を持っています。この原石を上手に新しい情報で刺激して、より良いアイデアを引き出していくことも私たちセールスプロモーションチームの大切な仕事です。
そこで僭越ながら運用ディレクターのプロモーションに関する意識の向上を目的としたセールスプロモーションミーティングを設けました。
最初の取り組みは、基礎的なWebプロモーションに関する情報を正確に順序立てて、できるだけ頭に入りやすいように、楽しく、グラフィカルに映像なんかも使いつつ、プロジェクターでプレゼンテーションしました。
※ここで観客の興味を惹けなければアウト!資料はしっかり作り込みます!

Webプロモーションに関する基礎的な知識に関する共有が終わったら、次により当事者意識を持ってプロモーションを考えてもらうために、毎週交代で1時間程度、全ての運用ディレクターに「プロモーション」に関する研究や私見をプレゼンテーションしてもらいました。
え、いきなりソコ?と思われる方もいらっしゃると思いますので補足しますと、
ほんのりプレゼンテーションが盛り上がってきたところで、次に継続的に運用ディレクターとプロモーションの話題をディスカッションできるよう、Facebookを活用します。
コミュニケーションに関するサービスを毎日考えているチームですから、大概の皆さんはアカウントを持っています。そこでメンバー以外は非公開の ”グループ” をFacebook上に作成し、日々Web上に流れる注目のブログエントリーやWEBマーケティングのトピックスをシェアして、各々の視点でコメントを加えながら意見交換する試みです。

※注意: あくまでも積極性が重要です。参加を強要してはいけません!
このプロジェクトの最終的な目的は運用ディレクター、エンジニア、セールスプロモーション担当が「アイデアの想起に繋がるヒントを日常的にインプットし、会議やブレストの場で積極的に発言していくこと」です。何か兆しが見えてきた感じです。
その日は婚活支援サービス「youbride」のイベント内容に関するプレゼン形式のブレスト。そこにはかつての「何か他にありますかー?」「シーン……」といった状況はありませんでした。

普段あまり発言しない運用ディレクターも、アルバイトの方もみんな自分自身の視点で積極的に資料を作ってアイデアを説明してくれました。
普段一緒に仕事をしていてもなかなか出てこないアイデアを丁寧に引き出すための、ステップを模索すること、そこから継続的に発展させることがなにより重要だと実感しました。
※実際どんなイベントになるかはyoubrideをチェックしてくださいね。
ライブドアでは、チームの問題点を見つけ実践的に最適化してしまう、元気なディレクターを募集しています。
今回は現場で実践してきたコミュニケーションとアイデアの想起を活発に行うための取り組みについてお話しします。本題に入る前にこれを始めるまでに至った経緯を簡単にご説明します。
私の担当するコミュニティサービスグループはプロモーションが売上に大きく影響を与えるため、多額の予算を扱うセールスプロモーション専門のチームで出稿・運用しています。
ただ、実際はサービス全体を構築する運用ディレクターと密に連携し、サービスの方向性を確認しながら内容を決定していく必要がありますので、プロモーションに関するブレストや施策会議を何回か行ったのですが、いまひとつ盛り上がりませんでした……。

運用ディレクターは定例会議で基本的な出稿状況や登録状況の報告は共有されていても、日常的にプロモーションのことを考えているわけではありません。重要な事とはわかっていても、良いアイデアを想起できるような準備ができていなかったのです。
そもそも専門のチームとは、持っているプロモーション知識や、普段意識的にインプットしている情報の量が違います。いきなり、「さぁ!効果的な施策をドンドン想起してください」といっても無茶というものです。
とはいえサービス・売上の向上に燃える運用ディレクターは経験的に集めた様々なアイデアの原石を持っています。この原石を上手に新しい情報で刺激して、より良いアイデアを引き出していくことも私たちセールスプロモーションチームの大切な仕事です。
そこで僭越ながら運用ディレクターのプロモーションに関する意識の向上を目的としたセールスプロモーションミーティングを設けました。
Webプロモーションの基本から現在のトレンドまでを丁寧に解説
最初の取り組みは、基礎的なWebプロモーションに関する情報を正確に順序立てて、できるだけ頭に入りやすいように、楽しく、グラフィカルに映像なんかも使いつつ、プロジェクターでプレゼンテーションしました。
※ここで観客の興味を惹けなければアウト!資料はしっかり作り込みます!
◆実際のプレゼンテーションの主な内容
- 基本的な出稿手法の共有: リスティング広告・純広告・アドネットワーク等の特性・最適化の解説
- Webマーケティングのトレンドの共有: 既存の出稿形態の他に拡大するソーシャルマーケティングやスマートフォンでの出稿に関する解説

◆結果
- CVRの計算のしかた? 何となくは知っていたけど即答できなかった……。
- リスティング広告の運用ってそんな風に細かく設定するんですね。
- マーケティング3.0?? コトラー? へぇ、そうゆうことね。
- シェア? シェアか……。
テーマに沿ってプロモーションをプレゼンテーション
Webプロモーションに関する基礎的な知識に関する共有が終わったら、次により当事者意識を持ってプロモーションを考えてもらうために、毎週交代で1時間程度、全ての運用ディレクターに「プロモーション」に関する研究や私見をプレゼンテーションしてもらいました。
え、いきなりソコ?と思われる方もいらっしゃると思いますので補足しますと、
- テーマ: 主にソーシャルマーケティング全般の話、スマートフォン上でのプロモーションに関する話題。
- サポート: いきなり「ヨロシクね!」と投げっ放すことはありません。出来る限り本人の興味や思考を尊重してより良いプレゼンテーションになるように大枠の内容を一緒に詰めます。
◆結果
この段階ではまだ半強制感が否めませんが、目的が定まれば日常業務で忙しい中でもゴリゴリ資料を作ってプレゼンテーションしてくれます。毎日継続的に思考するために
ほんのりプレゼンテーションが盛り上がってきたところで、次に継続的に運用ディレクターとプロモーションの話題をディスカッションできるよう、Facebookを活用します。
コミュニケーションに関するサービスを毎日考えているチームですから、大概の皆さんはアカウントを持っています。そこでメンバー以外は非公開の ”グループ” をFacebook上に作成し、日々Web上に流れる注目のブログエントリーやWEBマーケティングのトピックスをシェアして、各々の視点でコメントを加えながら意見交換する試みです。

◆メンバー間での活用の流れ
- 通勤電車の中でlivedoor Reader (RSSフィード) をチェック。気になるトピックスにピンを刺しまくる。
- 会社についたら電車でピンを刺しておいた記事の内容をチェック。
- 「これは共有しよう」という内容を非公開グループに投稿。
- その後、エントリーを見たメンバーが「いいね!」や「コメント」を記述。
※注意: あくまでも積極性が重要です。参加を強要してはいけません!
◆結果
Facebookを利用する事でいつでもどこでもトイレでも継続的に思考することができます。というのは大げさですが、始めてみると徐々に皆さんの意見が集まってきます。このプロジェクトの最終的な目的は運用ディレクター、エンジニア、セールスプロモーション担当が「アイデアの想起に繋がるヒントを日常的にインプットし、会議やブレストの場で積極的に発言していくこと」です。何か兆しが見えてきた感じです。
そしてある日、ブレストをやってみたら……
その日は婚活支援サービス「youbride」のイベント内容に関するプレゼン形式のブレスト。そこにはかつての「何か他にありますかー?」「シーン……」といった状況はありませんでした。

普段あまり発言しない運用ディレクターも、アルバイトの方もみんな自分自身の視点で積極的に資料を作ってアイデアを説明してくれました。
普段一緒に仕事をしていてもなかなか出てこないアイデアを丁寧に引き出すための、ステップを模索すること、そこから継続的に発展させることがなにより重要だと実感しました。
※実際どんなイベントになるかはyoubrideをチェックしてくださいね。
ライブドアでは、チームの問題点を見つけ実践的に最適化してしまう、元気なディレクターを募集しています。
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