こんにちは。新規開発グループのtakejuneです。
新規開発グループは、その名のとおり新規サービスの開発を担当するグループです。次世代のライブドアを担う「具体的に、人を幸せにするサービス」を生み出すべく日々奮闘しています。
そんな我々からおすすめする「ネタ本」は、一見本当にただの「ネタ」かと見せかけて、実はサービスを生み出すために重要な示唆を与えてくれる3冊です。
ドラえもん (1) (てんとう虫コミックス)
著者:藤子・F・不二雄
販売元:小学館
(1974-07-31)
販売元:Amazon.co.jp
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Wikipediaのドラえもんの項を見ると、以下のような記述があります。
つまり、(オチはともかく) "人が直面する課題" を "便利な道具" によって解決するストーリーであり、私たちはまさに "人が直面する課題" を解決する "便利な道具" を作る仕事をしています。
ドラえもんは全1345話。その数だけ明確な "課題" と "解決方法" が提示されている本が他にあるでしょうか?
ひみつ道具の中には、「もしもボックス」のような現実離れしたものだけではなく、webサービスによる実現が想像できるようなものもたくさんあります。
※例えば「イージー特撮カメラ」や「模範手紙ペン」など
Webサービスを生み出すヒントとして、ドラえもんにもう一度向きあってみてはいかがですか?
花のズボラ飯
著者:久住 昌之
販売元:秋田書店
(2010-12-20)
販売元:Amazon.co.jp
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特別なメニューは一切出てきません。レストランにすら行きません。それでも沸き上がってくる「うまそう!」という気持ち。
ただただ、「うまそう!」「うまそう!」とページをめくり、気づけば何かを口にしている。そんな魅力がこの作品にはあります。つまりは「シズル感」です。
シズル感とは……
例えば、グルメサイトで。
例えば、ニュースサイトで。
例えば、新規サービスのプロモーション動画で。
対象物の価値をユーザーにどれほど伝えられているでしょうか?
本当に? この作品と同じくらい?
「そそる」サービスを創る。日々忘れがちなその意識を思い返すには、最高の一冊ではないでしょうか。
ロケみつ本 桜・稲垣早希のブログ旅 完全補完計画 ~関西縦断&四国一周編~ (ヨシモトブックス)
販売元:ワニブックス
(2010-06-18)
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このように、参加者 (視聴者) をモチベート (熱中) させて、リピート (毎週視聴) させるために、ゲームでは無いところ (旅ロケ番組) にゲーム的エッセンスを持ち込むことは、「Gamification (ゲーミフィケーション)」と呼ばれ、webサービスやアプリの中でも有効な手法として弊社のディレクターたちも注目しています。
また、ライブドア的には、ブログと番組をうまく連動したヒット企画というのも見逃せませんね。ブログのほかにも、位置情報サービスやFacebookページなどもテレビ番組とは相性がよいと思いますので、瞬間的なアクセスにも安心のライブドアの各種サービスもご検討ください (笑)
※弊社サービスに関するお問い合わせ
あえてインターネットの世界とは関係のない本をおすすめしてみましたが、いかがだったでしょうか? インターネット業界に身を置く私たちは、ともすればインターネットの枠の中にヒントを求めがちです。
視線を外に広げてみれば、案外良いアイデアが見つかることもあるはず。そんな意識をもちつつ、サービスを作っていきたいと思っています。
次回はなんと、弊社の役員のおすすめ本を紹介します。
新規開発グループは、その名のとおり新規サービスの開発を担当するグループです。次世代のライブドアを担う「具体的に、人を幸せにするサービス」を生み出すべく日々奮闘しています。
そんな我々からおすすめする「ネタ本」は、一見本当にただの「ネタ」かと見せかけて、実はサービスを生み出すために重要な示唆を与えてくれる3冊です。
ドラえもん
ドラえもん (1) (てんとう虫コミックス)
著者:藤子・F・不二雄
販売元:小学館
(1974-07-31)
販売元:Amazon.co.jp
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推薦者: takejune
「ドラえもん」といえば説明不要の国民的アニメですが、こどもの頃から何気なく見ていたこの作品には、インターネットのサービスを考える上で重要な価値観がちりばめられているように思います。Wikipediaのドラえもんの項を見ると、以下のような記述があります。
典型的なプロットは「のび太の身にふりかかった困難を、ひみつ道具で一時的に解決するが、道具を不適切に使い続けた結果、しっぺ返しを受ける」というものである。
このプロットは、作者の描くSF(すこし・不思議、Sukoshi Fushigi)を反映しており、当時のSFの唱える "if"(もしも)についての対象を想定した回答であるといえる。
つまり、(オチはともかく) "人が直面する課題" を "便利な道具" によって解決するストーリーであり、私たちはまさに "人が直面する課題" を解決する "便利な道具" を作る仕事をしています。
ドラえもんは全1345話。その数だけ明確な "課題" と "解決方法" が提示されている本が他にあるでしょうか?
ひみつ道具の中には、「もしもボックス」のような現実離れしたものだけではなく、webサービスによる実現が想像できるようなものもたくさんあります。
※例えば「イージー特撮カメラ」や「模範手紙ペン」など
Webサービスを生み出すヒントとして、ドラえもんにもう一度向きあってみてはいかがですか?
花のズボラ飯
花のズボラ飯
著者:久住 昌之
販売元:秋田書店
(2010-12-20)
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推薦者: takejune
原作者が同じであることもあり、女版『孤独のグルメ』とも言われるこの作品。絵柄の可愛さもさることながら、やはりその最大の魅力は食事シーンにあります。特別なメニューは一切出てきません。レストランにすら行きません。それでも沸き上がってくる「うまそう!」という気持ち。
ただただ、「うまそう!」「うまそう!」とページをめくり、気づけば何かを口にしている。そんな魅力がこの作品にはあります。つまりは「シズル感」です。
シズル感とは……
揚げ物や肉が焼ける際の「ジュージュー」という音の英語の擬音語。※Wikipediaより
転じて、食品の味わいを想起させる写真・映像や図案。さらに広告においては、食品に限らず企業や商品など対象物の魅力や価値という意味にも使用される。関連語:シズル感。
例えば、グルメサイトで。
例えば、ニュースサイトで。
例えば、新規サービスのプロモーション動画で。
対象物の価値をユーザーにどれほど伝えられているでしょうか?
本当に? この作品と同じくらい?
「そそる」サービスを創る。日々忘れがちなその意識を思い返すには、最高の一冊ではないでしょうか。
ロケみつ本
ロケみつ本 桜・稲垣早希のブログ旅 完全補完計画 ~関西縦断&四国一周編~ (ヨシモトブックス)
販売元:ワニブックス
(2010-06-18)
販売元:Amazon.co.jp
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推薦者: モリウチ
毎日放送の「ロケみつ」という番組にブログ旅という看板企画があります。この企画では、ただの旅行ロケに- 1日2回、ブログ記事についた視聴者からのコメント数だけ旅の資金がもらえる。
- サイコロの目によって全額没収〜コメント数×10までもらえる資金が変化する
- サイコロや資金に関係なく使える各種お助けカード
このように、参加者 (視聴者) をモチベート (熱中) させて、リピート (毎週視聴) させるために、ゲームでは無いところ (旅ロケ番組) にゲーム的エッセンスを持ち込むことは、「Gamification (ゲーミフィケーション)」と呼ばれ、webサービスやアプリの中でも有効な手法として弊社のディレクターたちも注目しています。
また、ライブドア的には、ブログと番組をうまく連動したヒット企画というのも見逃せませんね。ブログのほかにも、位置情報サービスやFacebookページなどもテレビ番組とは相性がよいと思いますので、瞬間的なアクセスにも安心のライブドアの各種サービスもご検討ください (笑)
※弊社サービスに関するお問い合わせ
あえてインターネットの世界とは関係のない本をおすすめしてみましたが、いかがだったでしょうか? インターネット業界に身を置く私たちは、ともすればインターネットの枠の中にヒントを求めがちです。
視線を外に広げてみれば、案外良いアイデアが見つかることもあるはず。そんな意識をもちつつ、サービスを作っていきたいと思っています。
次回はなんと、弊社の役員のおすすめ本を紹介します。
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