ボンジュール。コスプレサイトCureを担当しております乾たつみです。
今年の6月30日から7月3日にパリで開催されたJAPAN EXPOに行ってきました!
昨年AKBが行ってニュースになっていたイベントです。
European Cosplay Gathering(以下、ECG)というコスプレのステージで、エキシビジョンを務めるために渡航したのですが、この機会にヨーロッパのコスプレ事情についてもしっかり視察してきました。

まずは「JAPAN EXPO」について説明しましょう。
今回で12回目を迎えるこのイベントは、立ち上げ当初、日本好きのフランス人が中心となったフェアから端を発したイベントで、回を重ねる毎に大きくなり、昨年は来場者数が18万人を超える日本文化を紹介するイベントとしてはヨーロッパ最大のイベントに成長しました。
空手、剣道、合気道などの武道や茶道、書道、禅道などの伝統文化、将棋、囲碁、なぜかオセロなど和風ゲームの紹介、日本の工芸品の販売や地方観光都市の宣伝など、日本好きのヨーロッパ人が好みそうなコンテンツが揃っています。
日本人が観ると「これ完全に日本を誤解してる!」ってコンテンツもありますが、あまり細かい事を気にしては海外のイベントは楽しめません。

純和風コンテンツは全体の5分の1程度。
大部分を日本のサブカルチャー「アニメ」「漫画」「コスプレ」が占めていました。
中には和風プロレスのリングがあったりと中々のカオスッぷりでした。
会場はパリのシャルル・ドゴール空港の側にある「パリノール ヴィルパント(206,000平方メートル)」という展示場で幕張メッセ(99,000平方メートル)の2倍以上の広さを持つ超巨大会場でした。
同時期にロサンゼルスで開催しているアニメエキスポの会場もかなり広いと感じましたけども・・・格が違ってましたね。

ヨーロッパでは各国間の移動は容易で、様々な国の参加者が入り混じった状態になっています。
フランス、ドイツ、ベルギー、イタリア、デンマーク、オランダなどから参加していてるコスプレイヤーを一同に観れてお得感満載でした。
フランスは、というよりヨーロッパでは「コスプレ」に対するアイデンティティーが、やはりアメリカやアジア、日本とは違って見えました。
日本では好きなキャラクターと一体化するために「コスプレ」をする。
アメリカでは好きなキャラクターで注目してもらうために「コスプレ」をする。
それに対して、ヨーロッパでは好きなキャラクターを「ファッション」として楽しむために「コスプレ」をしているようです。
もちろん全員がそうとは言いませんが、傾向としてはそう感じました。
いつも海外に行くとある実験をします。
1日目に日本で今流行している最新の作品のコスプレ衣装でイベントに参加。
2日目に現地ではあまり知られていない作品ですが、日本っぽい戦国武将のコスプレ衣装でイベントに参加。
3日目は現地でも古くから馴染みのある作品のコスプレ衣装でイベントに参加。
結果・・・
アジアでウケが良いのは1日目のコスプレ衣装。
アメリカでウケが良いのは2日目のコスプレ衣装。
ヨーロッパでウケが良いのは3日目のコスプレ衣装でした。
アジアのコスプレイヤーは日本で流行っている物を敏感に察知し、殆ど流行に時差がありません。
アメリカも流行を追いますが、アジアほどではないです。が、和風なインパクトは好む傾向があります。
ヨーロッパでは、あくまで『自分』の知っている作品、もしくは『自分』の好きな作品かが関心のポイントのようです。「新しいモノ」や「和風インパクト」は、そこまで重要では無いようでした。
このイベントで見かけて衝撃を受けたのが、「NARUTO」の暁の衣装を着て、手には「BLEACH」の刀を握り、頭には違ったキャラクター帽子を被っているという、チグハグのコスプレイヤーが楽しそうに仲間と盛り上がっていました。
なりきる為のコスプレではなく、好きなブランドをごちゃまぜにして羽織る感覚でコスプレをしているのが良く判りました。カルチャーショックでしたが、ある意味、斬新で感心しました。
キャラコスだけではなく、ゴスロリやパンク、ヴィジュアル系のファッションも逆輸入として流行っていました。

流石にヨーロッパのほうがホワイトロリータの衣装を着るとハンパなく似合います!
ちょっと太刀打ち出来ないとガックリきました。
先に書いた内容だけですと、ヨーロッパのコスプレって大したことないなぁっと思われるかも知れませんが、どこの国にもトップグループはあるもので、そちらも合わせて紹介したいと思います。

コスプレに関してはアニメ、漫画よりコンシューマゲームやオンラインゲームのキャラクターのコスプレが多かったです。
日本のコスプレは衣装や小道具を如何にコンパクトにまとめて運べるように作るかが腕の見せ所ですが、海外では、大きい道具はそのままの大きさで作る事が多いです。
たとえば、背中に背負う羽なんかも、日本ならいくつかのパーツに分けてコンパクトに収納できるようにつくりますが、今回の参加者が持参した衣装の羽は横幅3メートル近い羽をそのままの状態で持ってきていました。後で聞いたところ、40万円ほど掛けて船便で輸送したそうで・・・。
それ故、ダイナミックさではヨーロッパのコスプレは群を抜いていました。
そのような大掛かりな衣装を用いて、コンサート会場のステージでコスプレのショーを行います。
私が参加したECGもそんなステージの一つで、ヨーロッパ各国で予選を勝ち抜いたコスプレイヤーが集まりヨーロッパNo1を決めるコスプレショーでした。
日本ではあまり馴染みのないコスプレショーですが、JAPAN EXPOでは1万人近い観客が盛り上がる、一大フェスティバルでした。
多数のムービングライトやビックビジョンがあったり、スモークが焚かれたり本格的この上なし!

実際にステージでパフォーマンスをしてきましたが、正直足がガクガクしました。。
その大きなステージで豪華かつハイクオリティのコスプレでパフォーマンスを演じるヨーロッパのコスプレイヤーの姿は、圧巻です!!



机上だけで考えたり、日本を基準にして物事を考えても、世の中には想像を超える事がいっぱいあります。
実際に世界各国のコスプレイベントに出かけては、海外と日本を比べ、良い所、悪い所をしっかりと見極めた上で、新たなサービスに反映させるのが、この仕事の醍醐味です。
今年の6月30日から7月3日にパリで開催されたJAPAN EXPOに行ってきました!
昨年AKBが行ってニュースになっていたイベントです。
European Cosplay Gathering(以下、ECG)というコスプレのステージで、エキシビジョンを務めるために渡航したのですが、この機会にヨーロッパのコスプレ事情についてもしっかり視察してきました。
JAPAN EXPOについて

まずは「JAPAN EXPO」について説明しましょう。
今回で12回目を迎えるこのイベントは、立ち上げ当初、日本好きのフランス人が中心となったフェアから端を発したイベントで、回を重ねる毎に大きくなり、昨年は来場者数が18万人を超える日本文化を紹介するイベントとしてはヨーロッパ最大のイベントに成長しました。
空手、剣道、合気道などの武道や茶道、書道、禅道などの伝統文化、将棋、囲碁、なぜかオセロなど和風ゲームの紹介、日本の工芸品の販売や地方観光都市の宣伝など、日本好きのヨーロッパ人が好みそうなコンテンツが揃っています。
日本人が観ると「これ完全に日本を誤解してる!」ってコンテンツもありますが、あまり細かい事を気にしては海外のイベントは楽しめません。

純和風コンテンツは全体の5分の1程度。
大部分を日本のサブカルチャー「アニメ」「漫画」「コスプレ」が占めていました。
中には和風プロレスのリングがあったりと中々のカオスッぷりでした。
会場はパリのシャルル・ドゴール空港の側にある「パリノール ヴィルパント(206,000平方メートル)」という展示場で幕張メッセ(99,000平方メートル)の2倍以上の広さを持つ超巨大会場でした。
同時期にロサンゼルスで開催しているアニメエキスポの会場もかなり広いと感じましたけども・・・格が違ってましたね。
ヨーロッパのコスプレについて

ヨーロッパでは各国間の移動は容易で、様々な国の参加者が入り混じった状態になっています。
フランス、ドイツ、ベルギー、イタリア、デンマーク、オランダなどから参加していてるコスプレイヤーを一同に観れてお得感満載でした。
フランスは、というよりヨーロッパでは「コスプレ」に対するアイデンティティーが、やはりアメリカやアジア、日本とは違って見えました。
日本では好きなキャラクターと一体化するために「コスプレ」をする。
アメリカでは好きなキャラクターで注目してもらうために「コスプレ」をする。
それに対して、ヨーロッパでは好きなキャラクターを「ファッション」として楽しむために「コスプレ」をしているようです。
もちろん全員がそうとは言いませんが、傾向としてはそう感じました。
いつも海外に行くとある実験をします。
1日目に日本で今流行している最新の作品のコスプレ衣装でイベントに参加。
2日目に現地ではあまり知られていない作品ですが、日本っぽい戦国武将のコスプレ衣装でイベントに参加。
3日目は現地でも古くから馴染みのある作品のコスプレ衣装でイベントに参加。
結果・・・
アジアでウケが良いのは1日目のコスプレ衣装。
アメリカでウケが良いのは2日目のコスプレ衣装。
ヨーロッパでウケが良いのは3日目のコスプレ衣装でした。
アジアのコスプレイヤーは日本で流行っている物を敏感に察知し、殆ど流行に時差がありません。
アメリカも流行を追いますが、アジアほどではないです。が、和風なインパクトは好む傾向があります。
ヨーロッパでは、あくまで『自分』の知っている作品、もしくは『自分』の好きな作品かが関心のポイントのようです。「新しいモノ」や「和風インパクト」は、そこまで重要では無いようでした。
このイベントで見かけて衝撃を受けたのが、「NARUTO」の暁の衣装を着て、手には「BLEACH」の刀を握り、頭には違ったキャラクター帽子を被っているという、チグハグのコスプレイヤーが楽しそうに仲間と盛り上がっていました。
なりきる為のコスプレではなく、好きなブランドをごちゃまぜにして羽織る感覚でコスプレをしているのが良く判りました。カルチャーショックでしたが、ある意味、斬新で感心しました。
キャラコスだけではなく、ゴスロリやパンク、ヴィジュアル系のファッションも逆輸入として流行っていました。

流石にヨーロッパのほうがホワイトロリータの衣装を着るとハンパなく似合います!
ちょっと太刀打ち出来ないとガックリきました。
ヨーロッパのコスプレショー
先に書いた内容だけですと、ヨーロッパのコスプレって大したことないなぁっと思われるかも知れませんが、どこの国にもトップグループはあるもので、そちらも合わせて紹介したいと思います。

コスプレに関してはアニメ、漫画よりコンシューマゲームやオンラインゲームのキャラクターのコスプレが多かったです。
日本のコスプレは衣装や小道具を如何にコンパクトにまとめて運べるように作るかが腕の見せ所ですが、海外では、大きい道具はそのままの大きさで作る事が多いです。
たとえば、背中に背負う羽なんかも、日本ならいくつかのパーツに分けてコンパクトに収納できるようにつくりますが、今回の参加者が持参した衣装の羽は横幅3メートル近い羽をそのままの状態で持ってきていました。後で聞いたところ、40万円ほど掛けて船便で輸送したそうで・・・。
それ故、ダイナミックさではヨーロッパのコスプレは群を抜いていました。
そのような大掛かりな衣装を用いて、コンサート会場のステージでコスプレのショーを行います。
私が参加したECGもそんなステージの一つで、ヨーロッパ各国で予選を勝ち抜いたコスプレイヤーが集まりヨーロッパNo1を決めるコスプレショーでした。
日本ではあまり馴染みのないコスプレショーですが、JAPAN EXPOでは1万人近い観客が盛り上がる、一大フェスティバルでした。
多数のムービングライトやビックビジョンがあったり、スモークが焚かれたり本格的この上なし!

実際にステージでパフォーマンスをしてきましたが、正直足がガクガクしました。。
その大きなステージで豪華かつハイクオリティのコスプレでパフォーマンスを演じるヨーロッパのコスプレイヤーの姿は、圧巻です!!



机上だけで考えたり、日本を基準にして物事を考えても、世の中には想像を超える事がいっぱいあります。
実際に世界各国のコスプレイベントに出かけては、海外と日本を比べ、良い所、悪い所をしっかりと見極めた上で、新たなサービスに反映させるのが、この仕事の醍醐味です。

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