こんにちは。コスプレイヤーのコミュニティサイトCureで制作ディレクションをしている浪越です。
今回はモバイルとスマートフォンへの最適化を通じて感じた、ユーザーと運営側が持っている理想の違いについてお話させて頂きます。
以前のCureのモバイルサイトは、青を基調のテキストベースのすごくシンプルなサイトでした。
そこで『もっと見た目をリッチにして、ロゴのカラーになっているピンクを基調にしてユーザー層に合いそうなかわいいデザイン』を作りました。
そこで得た反応は・・・
ユーザーの年齢層、性別から好みを想像して作り上げたつもりが、結果的には作り手の意識が強く出過ぎて失敗したいい例となりました。
その後すぐにネットで見つけたユーザの意見から、
現在のモバイルサイトは、ベースカラーに灰色と青緑を使い全体のトーンを落としてあります。これによりユーザーからの見づらいという意見は大幅に減りました。

この前例があったため、8月にリリースしたスマホ版に関してもデザインに対してとても気を使いました。
ベースカラーは青緑、背景には薄いグレーを用いるようにして画像を邪魔しないトーンに抑えました。

ロゴとはいっさい違う色のため、一瞬Cureのサイトのイメージとは異なる印象を受けるという意見もありましたが、見やすさを重視した結果このバランスに落ち着きました。
今回のケースでは、運営側の想像するユーザーと実際のユーザーで「デザインに対して求めること」に大きなギャップがありました。
このように、サービスに自信を持つことは大事ですが、その反面、問題点に気付きづらくなることがあります。
その解決方法は色々とあるかと思いますが、具体的には以下のようなことからはじめてみると良いと思います。
これからライブドアに入ってくる新しい人の意見は、ひとつのものを多角面から観察するための大事な目になります。いままでユーザーとして使っていた人のまっすぐな意見が、コンテンツを磨くための大事な意見になると思っています。
もし、ライブドアのコンテンツを運営してみたいと感じた人がいれば、今思うコンテンツへのいい点/悪い点をまとめてエントリーしていただきたいと思います。そして是非、いい所があればもっとのばすために、悪い所があれば改善するためにライブドアに入社してきてください。
自分のコンテンツに愛情を持って、常に自問自答ができるディレクターの応募を待っています!
今回はモバイルとスマートフォンへの最適化を通じて感じた、ユーザーと運営側が持っている理想の違いについてお話させて頂きます。
ユーザーの求めるものはコンテンツ側の想像と違うことが多い
以前のCureのモバイルサイトは、青を基調のテキストベースのすごくシンプルなサイトでした。
そこで『もっと見た目をリッチにして、ロゴのカラーになっているピンクを基調にしてユーザー層に合いそうなかわいいデザイン』を作りました。
そこで得た反応は・・・
- 姫系みたいで、かわいすぎる
- 男だとサイトを見るのも恥ずかしい
ユーザーの年齢層、性別から好みを想像して作り上げたつもりが、結果的には作り手の意識が強く出過ぎて失敗したいい例となりました。
その後すぐにネットで見つけたユーザの意見から、
- シンプルなデザイン
- ユーザーが一番みたい画像を邪魔しない色使い
現在のモバイルサイトは、ベースカラーに灰色と青緑を使い全体のトーンを落としてあります。これによりユーザーからの見づらいという意見は大幅に減りました。
モバイルの変更前と変更後

この前例があったため、8月にリリースしたスマホ版に関してもデザインに対してとても気を使いました。
ベースカラーは青緑、背景には薄いグレーを用いるようにして画像を邪魔しないトーンに抑えました。
モバイルでの反省を生かしてのカラーバランス


ロゴとはいっさい違う色のため、一瞬Cureのサイトのイメージとは異なる印象を受けるという意見もありましたが、見やすさを重視した結果このバランスに落ち着きました。
一番大事なのはユーザーにとってのよいサイト
今回のケースでは、運営側の想像するユーザーと実際のユーザーで「デザインに対して求めること」に大きなギャップがありました。
このように、サービスに自信を持つことは大事ですが、その反面、問題点に気付きづらくなることがあります。
その解決方法は色々とあるかと思いますが、具体的には以下のようなことからはじめてみると良いと思います。
- 初心に返って、ユーザーにとっての価値は何かを考える。
- 競合サービスと比較し、客観的にコンテンツを見つめる。
- 問い合わせやソーシャルメディア上での言及などから、ユーザーの生の声に耳を傾ける。
これからライブドアに入ってくる新しい人の意見は、ひとつのものを多角面から観察するための大事な目になります。いままでユーザーとして使っていた人のまっすぐな意見が、コンテンツを磨くための大事な意見になると思っています。
もし、ライブドアのコンテンツを運営してみたいと感じた人がいれば、今思うコンテンツへのいい点/悪い点をまとめてエントリーしていただきたいと思います。そして是非、いい所があればもっとのばすために、悪い所があれば改善するためにライブドアに入社してきてください。
自分のコンテンツに愛情を持って、常に自問自答ができるディレクターの応募を待っています!
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