Growthグループのパトロールチームでマネージャーをやっている宮澤です。

パトロールチームは主にアルバイトのメンバーで構成されています。
同じくアルバイトのマネジメント業務をしている人に聞くと、「アルバイトを採用したけど、1ヶ月も持たずに辞めてしまった・・・」なんて話をよく耳にします。

苦労して採用した人材がこのような結果になってしまうと、非常に辛いですよね。
入社してから齟齬が出てきてしまう事は、会社と採用されたスタッフお互いにとって不幸なことです。
今回はそんなミスマッチを防いで、アルバイト採用を成功に導くための具体的な方法をご紹介します!

ステップ1. 勤務内容や条件を包み隠さず話す


当たり前のことではありますが、面接では応募者にきちんと勤務内容や条件を包み隠さず話しましょう。
livedoorのパトロールで言えば、以下のようにチームとして必要としている条件を提示します。

「土日や深夜のシフトをお願いする可能性があること」
「就業規則の範囲内で残業をお願いする可能性があること」
「業務はパトロールだけでなくデータ入力業務など幅広い仕事を対応してもらうこと」

それにあわせて、希望している労働条件についても細かく掘り下げて確認していきます。特に時給、公休日、出勤日数、就労期間等労働の根本になる部分は確実に把握する必要があります。

ステップ2. 応募者の内面を引き出す質問をする


採用の際最も重要なのは、応募者の内面を見ることです。
学歴や資格だけでなく、性格も重要な判断ポイントになります。

私の場合は特に、忍耐力や根性を持っているかどうかを重要視しています。
必要なスキルが多少低くても、忍耐力がある人材はいずれ大きく成長してくれるはずです。

内面を引き出すために、具体的には以下のような質問をすることにしています。
・「休日は何をして過ごしていますか?」
・「1年後、3年後、5年後どうなっていたいですか?」
等、相手の趣味嗜好や考え方が読み取れるようなものがベストです。

これら実践するようにしてから、アルバイトとは思えないような活躍を見せる優秀なスタッフを採用することができるようになりました。

ステップ3.入社ガイダンスでは、達成すべき目標(ビジョン)を伝える


入社してまず最初に行うのが業務内容や、会社の業務要領などを説明する入社ガイダンスです。
ここで、絶対にやってはいけないのが以下の2つです。

・準備されたマニュアルを渡して「読んでおいて」的な放置プレイ
・マニュアルに沿って単に業務内容を読み上げるようなガイダンス

ガイダンスを疎かにしてしまうとせっかく入社時に膨らんでいたアルバイトのやる気がガクンと下がりいきなり辞めてしまうこともあるので要注意です。
では、どのようなガイダンスを進めればいいのでしょうか・・・

それは、チームの目標をしっかり伝えることです。

一度業務に入ってしまうとアルバイトは、会社としての目標やチームの方針を把握する機会があまりありません。そうなってしまうと、自分が何故この仕事を任されているのか、自分のやっていることが会社の業績にどのように結びついているのかがわからなくなってしまいます。

そうならないためにも、入社時に初めて仕事に触れるタイミングで、チームの目標、目指すべき方向を示しそれを実現するためどのようなステップを踏めばよいのか、また将来的にどういう人材になってもらいたいのかをきっちり話していきましょう。

まとめ


面接は一期一会。ほんの数十分間の「ドラマ」を大事にしたいと思い、
いつも楽しみながら望んでいます。

エントリーシートや履歴書だけで応募者を判断するのは非常に勿体無いことです。
実際に面と向かって話をしてみるとガラリと印象が変わったり、
こちらが想像していたのとは全く異なる人物像や、思わぬ人柄が現れるケースが多々あります。
採用活動がうまくいかないという方がいましたら、
ぜひ応募者と会う機会を増やして、
短い時間ながらも相手を深く知るように努力をしてみてはいかがでしょうか。

きっと、あなたが求めていた素晴らしい人材に出会えると思います!