こんにちは。デイリーポータルZ編集部 石川です。
Webサービスの運営は現場仕事。手を動かしてナンボの世界です。そんな仕事は基本的には楽しいですが、我々も人間ですのでやはり面倒に感じるときもあります。

今回紹介するのはそんなときに役立つノウハウ、「人手を使わずにwebサービスを運用する方法」です。しかも2つもご紹介しちゃいます。

まずはノウハウ1、「足でやる」です。写真でご覧ください。
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リクライニングの椅子は必須ですね。ポイントは足の指でタイプせず、かかとで打鍵することです。姿勢的に楽ですし、無理して指を使ったところで足の指はそれほど器用ではありません。
ただし、かかとはキーに対して大きすぎるため隣のキーまで一緒に押してしまいがち。慣れるまではこのようなアタッチメントをつけるとよいでしょう。
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アタッチメントは何でもいいのですが、比較的オフィスで手に入りやすいものとしてはコーヒーフレッシュの空き容器がおすすめです。セロテープ等で貼り付けます。

逆にキーボードのほうを動かして床に置く方法もあるようですが、モニタとキーボードの視線の往復が意外と面倒なため真に有用なノウハウとはいえない、というのが筆者の見解です。ブラインドタッチできるレベルまでの鍛錬を積めば別ですが、長い修行が必要となるでしょう。


さて、これでキーボードは打てるようになりましたが、マウスはどうしたらいいでしょう?

ここでノウハウ2、「口でやる」です。
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思い切ってマウスを口にくわえてしまいましょう。
操作のポイントは、舌使いです。
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このように、光学センサー上で舌をうまく動かすことによりマウスカーソルを誘導することができます。デスクの天板を舌でエミュレートするわけです。クリックしたい場合は、頭を下げて、デスクに軽くキスをしてみましょう。唇がデスクに届くより一瞬早く、マウスボタンが先にデスクに当たり、クリックが発生します。

以上のテクニックで、まったく人手(というか手)を使うことなくwebサービスの運営が可能です。面倒なとき意外にも、お菓子を食べながら作業をしたい、泥遊びから帰ったばかりで手が汚れている、アイドルの握手会の余韻をしばらく手に残しておきたい、そんなときにも使えるノウハウです。