eyecatch

年末進行ですね!足りないKPIや強引な経理清算の前倒しの前に苦しんでいるWebディレクターのみなさんこんにちは!ディレクターブログ編集部のモリウチです。

2012年最後のエントリーは本年度の振り返りを、Facebook での反響数という視点から振り返ってみたいと思います。

それではさっそく、2012年に公開された全53エントリー(PR記事・ゲスト記事は除く)からFacebookいいね!数が多かった上位15記事はこちらです。

                                   
公開日いいね!数PV順記事タイトル
10月04日24844100種以上の自社広告運用でわかった!バナー広告クリエイティブ4つの基本
01月26日9661ディレクターなら知っておきたい「バナー広告制作の基礎知識」
08月16日9533それじゃあ何も伝わらない!元ディレクターがデザイナーになって気付いた、デザイン依頼で注意すべき4つのこと
03月22日8815パソコンを離れてコンテンツを作ったら10倍のアクセスがあった件
02月16日5662アクセス解析やランキングではわからない「女子高生のスマホ事情」
03月29日4156ソーシャルゲームについての考察 - 3つの制作パターンと3つの要点
06月28日4148Webディレクターなら押さえておきたいIT健保活用術
11月29日24913いよいよ10年目!ポータルサイトlivedoorの歴史を画像とともに振り返る
01月19日2199webディレクターの為の「ガンダムで学ぶプロジェクト管理ツール入門」
05月31日208 スマホアプリはリリースされてからが勝負!運用&プロモ担当者座談会(前編)
07月05日19412ディレクターが意識すべき、サイトリニューアル前後の心がけ
08月09日193 「サドは一芸を極め、マゾは多芸に通じる」ディレクターの性格と案件のマッチング
07月19日172 今さら聞けない?!Webディレクターの為のSass講座
03月01日163 LINEでの経験に学ぶ「グローバルアプリを生み出すための5つのポイント」(前編)
04月19日1607そろそろ覚えておきたい Web用の画像加工・編集 超基礎入門


編集部としては、「あの記事は思いのほかバズって嬉しかったな・・・」「あの記事のブコメには心を痛めたな・・・」とひとしきり感傷に浸ったところで、当ブログでの、Facebookでの人気記事たちは以下の3つのタイプに分類できることが見えてきました。

「それ、わかるわ(共感型)」


「共感できるオリジナルコンテンツを発信しましょう!」これはブランドのソーシャルメディア活用でよく説かれる、耳障りの良い台詞ですね。Webディレクターのノウハウや生き様をOpen&Shareする当ブログでも、制作現場での「あるある」や、問題課題に直面した際のケーススタディ的記事には、WebディレクターやWebデザイナーからの支持を集めることができました。

それじゃあ何も伝わらない!元ディレクターがデザイナーになって気付いた、デザイン依頼で注意すべき4つのこと
ディレクターが意識すべき、サイトリニューアル前後の心がけ
Webディレクターなら押さえておきたいIT健保活用術

なお、共感型の記事ではFacebook上でコメント付きシェアをされるケースが多くなりがちですが、便利なリアルタイム検索を使えば、こんな感じでコメント付きのシェア投稿を検索することもできます。(公開された投稿限定になります)
「NHN Japan ディレクターブログ」の検索結果 - Yahoo!検索(リアルタイム)


「なんかすごい(感嘆型)」


成功したマーケティング施策やディレクター武勇伝などなど、(セオリーや必勝法は存在しないものの)そのプロセスに賞賛を送りたい記事、シチュエーションが特異な記事では Facebookのいいね!が押されやすくなります。なお、この感嘆の中には「よくわからないけど圧倒された」「決して真似はしないけど尊敬はできる」などの複雑な感情の場合もあったりして応用範囲は広そうです。

アクセス解析やランキングではわからない「女子高生のスマホ事情」
パソコンを離れてコンテンツを作ったら10倍のアクセスがあった件
webディレクターの為の「ガンダムで学ぶプロジェクト管理ツール入門」

また、この手の記事のいいね!は公開直後に勢いよく連鎖して増えていきますが、コンテンツの寿命は短めなのでその勢いはパタッと止まりがちなのが特徴です(笑)


「これ読んどけ(お節介型)」


「なーんだこのノウハウはとっくに知ってたわー、NHNさん何を今更w ・・・でもよくまとまっているから後輩のあの子にはこれ読ませるといいかも!ってか嫁。」
下記の記事ではそんなそこはかとないアピールを感じるいいね!もたくさんFacebook上に流通したのかもしれません。特にこのWeb業界においては職場のほとんどがFacebookで繋がって(しまって)いるので、メールや社内SNSなどよりもさり気なく、より広く、同僚や後輩に無言の「これ読んどくといいよ!」をアピールできるわけです。

100種以上の自社広告運用でわかった!バナー広告クリエイティブ4つの基本
ソーシャルゲームについての考察 - 3つの制作パターンと3つの要点
そろそろ覚えておきたい Web用の画像加工・編集 超基礎入門

ちなみに、このタイプの記事が多いブログではボタンのラベルをデフォルトの「いいね!」から「おすすめ」にしてもよいかもしれません。livedoorニュースBLOGOSでもボタンのラベルを「いいね!」から「おすすめ」に変えることでクリック数が向上しました。



2013年もディレクターブログをよろしくお願いします!


・・・と言う事で少し強引ではありましたが、はてなブックマークやdeliciousのようなSBMサービスではなく、mixiやLINEのような仲間内でのコミュニケーションサービスでもなく、Facebookの「いいね!」ボタンを押すからにはいくつかの心理が働いているだろうということを深読みをしてみました。

みなさんが個人や会社で運営しているメディアでFacebookによるリーチ拡大を狙う際には、この3つの感情のどこに訴えるかを意識してライティングや編集をしてみるといいかもしれませんね。

2012年もNHN Japan ディレクターブログにお付き合いいただいてありがとうございました!NHN Japanでは、後付けでもうまいこと言うのが得意なディレクターも募集しています。